ずっと仕事に関わる作業ばかりしてた気がします。
とか言いつつ。
しなくちゃいけない仕事を放っておいて、チマチマと小説の更新を続けていたのは……読者の皆様にはバレていることでしょう……てへ!
さて現実逃避ついでに、さっきお風呂に入りながら思いついたよしなしごとを書き連ねてから、明日から頑張ろうかなと思います。
──カクヨムコンの中間選考って難関じゃありません?
いや、毎年参加しているので今年も一作品だけ参加クリックしてたんですが……まあ、公開されている週間ランキングを見る限りには芳しくないですね。
実は一度も通過したことがないんですよ。読者選考。
一回くらい通過してみたいんですが……まだまだ力量不足ということか……
お正月休みに入ってから「参加だけして放置してるから、ちょっとだけ悪あがきしてみるか……」と、慌てて更新頻度増やしてみたりしましたが、あんまり効果はなかったようです。
その際に、創作論とかを徘徊して『私はカクヨムコン中間選考をこうして通過しました!』みたいなノウハウ論を読んでみたんですが……いや面白いですね。
元々、マーケティング理論とかを読むのが好きだったりするのですが、皆さん色々と考えていらっしゃる。
そして思ったことというのが──
やっぱりカクヨムコンって『セルフマーケティングありき』のコンテストなんですねぇ……
というか昨今のエンタメ業界は、それが当たり前なのかも知れません。
音楽業界しかり、ユーチューバーしかり。
『私を商品として売り出せば、最初からこれだけの売り上げ(ファンの数)が見込めますよ!』という指標がないと、レーベルは簡単には素人作品には手を出せないのでしょう。
あ、いえ。
こんな書き方をしていると批評しているような印象を受けてしまうかもしれませんが、普通のことだと思います。
だって自分が企業側の人間だったら迷わず同じことしますもん。『フォロワー数とかPV数を稼げている人を商品として売り出せば稼げるじゃん!』って。
でもやっぱりというか。
カクヨム内の創作論とか近況ノートを徘徊していると『そういうこと』に対する批判も多く目にするんですよね。
なんというか……『拝金主義が芸術(文学)を退廃させる!』みたいな主張を。
いや、それもそれで分かるというか……
なにせ私が昔から『面白い!』と思う漫画って『人気がないので打ち切り』みたいなパターン多いんですよね。
ええぇ……毎回楽しみにしてたのに……
みたい感じで。
そりゃ売り上げが見込めないならば、より大きな利益を生む商品に切り変えるのは経営戦略として当然なのですが……
それだと、私が好きだと思う作品って淘汰されちゃうんですよねぇー(大きな嘆き)
市場においてニッチなニーズって必ずあるから、それも大事にして欲しいなーとちょっとだけ思っちゃいます。(だから最近の漫画には必ずあるコメント欄に『こんなおもんない漫画はよ終われ!』みたいなコメントはやめて欲しい、こっちはニッチな作品を求めているんじゃい!)
いやまあ、どうしても利益というものを意識しないといけない商業作品には難しい注文だとは思うですが……
だからこそ、私がウェブ小説に求めるのって『多様性』だったりするんですよ。
商業小説だとまずお目にかかれないような作品が欲しいのです。そしてそれを読めたらそれだけで『おおぅ……すげぇ』と思うのです。
カクヨム内で突き抜けて『これはヤベェ』と思ったのも一個だけありましたね。なんというか『特級呪物』みたいなの(お星さま? もちろん入れませんでしたよ、品性疑われてしまう)あれには身体に電流走りましたw
そんな思想をしているので、今日も今日とて、世間の皆様の求める物語から、ちょっとだけ、いやかなり外れたニッチな作品を書いております。