• 異世界ファンタジー
  • 創作論・評論

執筆者必見! 離脱率の話

え~、三日ぶりの近況ノート更新でしょうか?
本当なら連載中作品の宣伝をしたいところなのですが、やめます。
だって、宣伝しても効果ねえんだもん。

あれやな。
「なんで読まれねえんだ!!」
みたいに吠えたときは、多少なりとも読まれている気がする。
同じ執筆者どうし、心に響くものがあるんだろう。
読者も「まあ、そんなに言うなら……」
みたいな気持ちも働くのか。

でもさ。
そうそう吠えてられないんだよね。
ずっとやってればアキられるし。とうぜん効果はなくなるし。
なによりウザいし。

てなわけで、今回は離脱率がもっとも少なかった作品の特徴を書く。
もちろん、自作品の内でだ。実力や属性が違うと比べられんからな。
読まれるやつは何しても読まれるんだ。
そっちはそっちで勝手にやってろって話。
俺の知ったことではない。

じゃん!
「穴があったから入れてみた」
https://kakuyomu.jp/works/16817330649797003859
異世界ファンタジーだ。
一話PV 1663
二話PV 1559
三話PV 1448
四話PV 1574
ほとんど減っていない。一割以下だ。
いまの作品が二話ですでに7割減っていることに比べれば、どれほど違うか分かってもらえるだろう。

この作品、読者をもっとも意識した。
舞台はなろうワールドで、勇者や冒険者ギルドなんかの用語も放り込んだ。
読者の脳の負担を軽減したのである。
また、展開の速さを重視した。
一話冒頭から穴の能力を授かるのである。
WEBではなるべく早くタイトルを回収するのが好ましい。出オチがもっともポイントを稼げる。

あらすじからウケを狙いにいった。
タイトルが地味なぶん、来た人を取りこぼさないようにである。
また、文章も簡素にした。多少の説明不足は切り捨てた。

結果は予想通りであった。
冒頭の離脱はほとんどなかった。大きく離脱したのは二部からである。
まあ、これは仕方がないね。一度完結しちゃったからね。

結局のところ新規をどれだけ呼び込めるかに尽きる。
残念ながら足らなかった。
これ以上は私の実力ではムリだろう。

以下に作品のPVを貼りつけておく。参考にしてくれたら幸いである。

2件のコメント

  • 凄く参考になります。次作品では、読者ウケもねらった実験作にしたいのでこういう意見がすごく貴重です。
    (私も章の変り目でかなり減っちゃいます。章ごとに物語をきっちりまとめてはダメなのでしょうか、う~む)
  • 天音 朝陽(てんのん ちょうよう)さんコメントありがとうございます!
    参考になりましたか。よかったです。
    読者受けを考えるなら、流行りの題材にする、地の文の描写ではなくセリフで説明するなどすれば読まれやすくなるようです。

    章分けはしないほうがいいみたいですね。
    とくにレイアウトが変わったので、章分けするとさらに不利に。
    1~30
    31~60
    みたいに勝手に分けてくれるんですよ。
    章をつけるとこれがなくなる
    右隅に目立たないように7話とか書かれちゃう。
    そんな感じです。
    ご健闘を祈ります。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する