先日近況ノートを更新したが、一話切りについて書くのを忘れていた。
そもそも、これを書きたくて近況ノートを更新したのだが。
忘れっぽくて困る。
こないだも、牛乳を買いに行って、ついでにコーヒーを買ったら、牛乳を買い忘れたみたいなことがあった。
将来が不安である。
失礼、話がそれた。
いま連載している「失われた都市ジャンタール」だが、七年前の作品だ。
いま書いているのは改稿版。改稿理由の一つに読みにくさがあった。
ヘタクソ、回りくどい、ムダに硬い文章を少しでも読んでもらえるようにしたかったのである。
で、その指標として一話切り（一話離脱率）について述べようと思ったわけだ。
まあいい機会なので、今回、自作品の離脱率を調べることとした。
わたしは結構作風を変えているので、どの作風が読まれやすく、離脱されにくいか数字で示していきたいと思う。
※ちなみに上ほどなろう系で、下にいくほど一般文芸に近くなる。
個人的にはなろう系ほど総ＰＶが多く、一般文芸（文章も硬い）ほどＰＶは少なく離脱率は大きくなると思うが、さて？
〇「穴があったから入れてみた」
全68話 ☆195 PV 36100 一話PV 1926 二話PV 1749 一話離脱率 9％
〇「追放された召喚術士、しかたがないので農業をはじめる」
全182話 ☆448 PV 609070 一話PV 13439 二話PV 11462 一話離脱率 15％
〇「宇宙人からの贈り物、品種改良BOX」
全49話 ☆104 PV 11486 一話PV 579 二話PV 484 一話離脱率 16％
〇「失われた都市ジャンタール」
全139話 ☆106 PV 23950 一話PV 1767 二話PV 527 一話離脱率 70％
〇「殺人鬼アダムと狂人都市」
全38話 ☆28 PV 1935 一話PV 226 二話PV 155 一話離脱率 31％
こんな感じだ。
どうだろう？ 予想とだいたい同じだろうか？
話数が多いとPVも当然多くなるので単純比較はできないが、やっぱりなろう系の方がPVが多い。圧倒的である。
離脱率も、なろう系が少なく、文芸系が多い。
特にジャンタールは圧倒的である。
離脱率70％ 10人中7人が読むのをやめた計算である。たった一話で。
……マジか。
あれ？ 俺、読まれるために改稿したよな。70％が読むのをやめたって、どゆコト？
しかもだ。この70％は回復して70％だ。
100話更新した時点では80％を超えていた。泣く。
ちなみにだが、改稿前のDATAも記しておく。
〇改稿前「失われた都市ジャンタール」（外伝含む）
全130話 ☆114 PV 37864 一話PV 1247 二話PV 673 一話離脱率 46％
悪化しとるやないけ！！！
☆もPVも離脱率も全部わるなっとるやないか！
どういうことだよオイ！
ムダやったんか？
ワシのやってきたこと全部ムダやったんか？
……まあ、改稿前からこうなることは予想していた。
何度か記していたとおりである。
結論。
読まれたいなら、なろう系を書くしかない。（俗に言うなろう系と私が認識するなろう系は違うが）
それでも、自身の書きたいを追求するか。
なろう系のなかで自身の書きたいを表現しようとするか。
書き手のこころ次第である。