• 異世界ファンタジー
  • 創作論・評論

記念すべき第一作

 今回からは自分語り。どれだけ需要があるかは分かりませんが、やっていきたいと思います。
 
 小説を書くにあたって、みな表現したいものがあると思う。
 とくに書き始めはその思いが強い。
 子供のころに空想した世界や物語を形にしたい。だから筆をとった。
 そんな人も多いだろう。
 かくいうわたしも、その中のひとりだ。

 わたしがなろうで一番最初に書いた作品は『消えたカードの行く先は』だ。
 いわゆる異世界転移と呼ばれるなろうでありがちな物語。
 なぜ題材に異世界転移を選んだかというと、一番書きやすそうだったから。

 というのも、これまで文章を書いてこなかった自分が、果たしてまともに小説を書けるのか? という疑問があった。
 頭の中に映像はある。しかし、それをちゃんと表現できるとは思えなかった。
 練習との位置づけで、10万文字を目安に書いてみることにしたのだ。

 ストーリーとしてはこんな感じ。
 詐欺師である主人公が、骨董屋で不思議なトランプを手にいれる。
 それを機に異世界に召喚されてしまう。

 着いた先は何もない原っぱ。召喚主もいない。
 おまけにモンスターがうろついている。
 なぜ自分が、どうやって?
 生き残るため、そして、元の世界に戻るため主人公は奮闘していく。


 完結して文字数は目標通り。表現を調整しつつも10万ピッタリにおさめることができた。
 意外と予定通りにいくものだなと、ちょっと感心した。

 ※のちになろうのカウント方法が変更され、98,930になった。
 クソが!
 100000の数字を見てニヤニヤしていたのに!!

 そして、評価の方だが100ポイントギリギリだった。
 マジ読まれなかった。
 期待していた完結ブーストもなかった。

 なぜだ!?
 ストーリーはまあまあ凝っていたんだけどなあ。
 最後仲間に裏切られて首チョンパされたのが悪かったのだろうか?
 死んでちゃんと元の世界に戻れたんだけど。

 つづく。
 

4件のコメント

  • 100ポイントの評価って低いのですか?
    なろうの仕組みがよく分からずごめんなさい! でも、十万字の作品をそそくさと書けるのはすごいことです。
  • 神崎さんコメントありがとうございます!
    100ポイントは決して高くないですね。連載作品ですから。
    一説によると100ブクマ未満で底辺作者らしいです。
    ポイントに換算するとだいたい250ポイントぐらいでしょうか?

    十万文字をそそくさと書けるわけがない。
    長い時間と労力ををかけてやっとですよ。
    こうして振り返ってみると一瞬ですけどね。
  • 2年前の自分を思い出しました。
    小説など書いたことがなかった、あの日を懐かしく思います。
    私の場合も、12万文字書いてウツロさんとほぼ同じポイントでした。
    1話目を投稿して、1日目24時間のpvが24。
    ブクマがひとつ増えるだけで大喜びし、完結して初めて感想をもらえたときにはとても感動しました。
  • ただ巻き芳賀さんコメントありがとうございます!
    だいたい似たような感じなんですね。
    わたしもブクマひとつ、感想ひとつで大喜びしました。

    100ポイントすら大きな壁に感じていましたし。
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