ほほほ、盆休みはご近所との酒盛りに明け暮れていた煎田でございます。
そして酒盛りの合間、子守りと称して、姪っ子ちゃんたちとプリンセスプリキュアを見ておりました。
その後、姪っ子ちゃんたちが寝静まってからも自室で一人、続きを粛々と見続ける私。おとなげねえ……(汗)
率直に申しまして、いや、素晴らしい作品でした!
作品を通して「夢」をテーマとして取り上げており、主人公のはるかたちが夢に向かって進む姿だけでなく、その中で抱く葛藤、悩み、希望などについてもしっかりと描き切ってくれました。
まあ正直、女児にとってはちょっと難しい内容も多かったと思います。
でもきっと、大人になってからこの作品をもう一度見返してみると、新たな感動や発見があるんじゃないですかねー。
放送当時幼女だった子供が、十数年後社会人になり、OLとして都心で働き始める。
そして仕事に疲れ切った週末の夜、家に帰ってから適当にドラマでも見ようと、Abe〇aTVとかA〇azonprime的なもので作品を探すわけです。
すると、たまたま番組リストのアニメ欄に、「プリンセスプリキュア」の文字とキービジュアルを発見。
アニメなんて久しく見ていなかった彼女ですが、
「あーこれ、小っちゃい頃に見てたなぁ。懐かしい。どんな話だったっけ?」
と思い、気まぐれに第一話を見始めます。
……そしてそのまま、気付けば夜からぶっ通しで全話を鑑賞。
最終話を観終わった時には、女性は空になったビール缶を片手に、大粒の涙を流していました。
「はるか、私は小っちゃい頃の夢を叶えることはできなかったけど、今は新しい夢に向かって頑張ってるよ……」
……って、なんかよくわかんないですけど、多分そんな感じです(超適当)。
子供たちよりも、一緒に観ていたお母さん、お父さんのほうが涙腺にくる話が多かったんじゃないでしょうか。
そして、何気に所々で戦闘シーンの作画が半端ない! 第1話のタタリガミもどきとの戦闘とか、30話くらいのロックとの決戦とか、なんじゃこりゃ! ってレベルの回が結構ありましたもんねー。
個人的には、きららちゃんの変身バンクがどストライクでした。
かわいいの乱打戦ですよ、ほんとに。凄まじい破壊力です。
トワちゃんのバンクは逆に、サウンドエフェクトがカッコよくて惚れてしまいました。爆発音が幼女アニメの音じゃないってばよ……。半端なくかっちょいー。
変身時のBGMも素敵だったし、最高じゃった……。
キャラクターとしては、ダントツではるはるが好きになりました。
社長令嬢の生徒会長、スーパー中学生モデル、マジモノのプリンセスというハイレベルな仲間たちに囲まれながら、最後まで努力家な女の子としてグランプリンセスに到達したはるかのひたむきさが素敵でした。
ラストバトルの相手がヤツ……というのもまた、粋な感じですよねー。
最終回のカナタとのシーンは、ハンカチ片手に号泣しちゃいました。うううううううううううううう(嗚咽)
いや、本当にいい作品だったと思います。女児向けアニメを甘く見てました。何も知らずに相手を侮ってはいけませんね。ごめんなさい!!
(全方位全弾発射土下座)
私もゆいちゃんを見習って、童話的なショートストーリーでも書いてみようかな……。
……というわけで、プリンセスプリキュアの鑑賞は無事終えたわけですが、昔おジャ魔女ドレミのおんぷちゃんが大好きだった身としては、そのうち時間を見つけてハートキャッチプリキュアも観ないといけませんね。
煎田のプリキュアを巡る旅は、まだまだ続くのでありました……。
(語りが長くなりすぎた。やばし……)