秋も深まり夜は寒し。人肌の温もりに飢えるあまり、鍋に入れたこんにゃくにとめどない色気を感じている煎田です。
隔週でてきとーにノートをつらつら書こうと思っていたら、先週うっかり忘れておりました。三連休の魔の手、恐るべし。あたまがボケボケだったよー。
(関羽、髭を紅茶の湯気で蒸らす休題)
今日は、おしゃれなカフェでまったり上品な空気に満たされつつ、悠々と近況ノートを書き綴っております。
ううん、ダージリンなブルーマウンテンをドリップしたチーズケーキの、誠に濃厚でルサンチマンなことよー。
……いけません、煎田が上流階級の文化に疎い、しったか愚民ということが、あっという間にバレてしまいました。やっぱり生兵法はダメダメ。見栄っ張りには天罰が降るのねー。
すみませんね。不肖煎田、生粋の田舎生まれ田舎育ち、庶民文化が骨身に染みたサザエさん的一般人でございます。
しかし、パンツを常時丸見えにさせた妹はおりません。恐懼の極みでごさります。
最近サザエさん観てないけど、さすがに令和のコンプライアンス全盛な世の中で、ワカメ女史もロングスカートやハーフパンツを身につけるようになっているのでしょうか。カツオと中島がLINEで野球の約束してたりしたら、隔世の感を禁じえません。
余談ですが、サザエさんって本編よりEDの四コマ(?)のほうが面白いと思っているのは私だけでしょうか。磯野藻屑源素太皆ー。
(張飛、豚の丸焼きにアールグレイは合わない休題)
あれです、唐突ですが漫画の話でもしましょう(ほんとにとーとつ)。
最近読んでそこはかとなく面白かったのは、ハルタコミックスの「山を渡る 三多摩大岳部録」です。
タイトルどおり、大学の山岳部の漫画でごわす。
少数精鋭で結構ガチめの山岳部に、初心者の新入生女子三人が入部して、山歩きの楽しさに目覚めていくっていうストーリーですが、いや、面白かったっちゃー。
絵柄は全然萌え系でなく、内容もキャンプ用具とか登山のパッキングテクとか北・南アルプスの解説とか、ふつーに登山の勉強になる感じで、特に変わり種のストーリーってわけでもないのですが、何度も繰り返して読んでしまいました。
なんでしょう、登山初心者で運動苦手な女子たちが、徐々にガチ登山の楽しさに目覚めていく行程の描き方が非常に丁寧で、山登りって楽しそうだなーって思っちゃうんですよね。
運動大嫌いな煎田でさえもそんな気持ちにさせてしまうなんて、恐ろしい漫画ですよ。やっぱりハルタコミックスは懐が深い。巫女さんの聖水を注いだカップヌードル、拙者も食べたいでござるー! おろろろー!
夏の北アルプス合宿終盤で、一年女子たちが剱岳に到着したシーンでは、釣られて泣いちゃいました。
140cmの小柄女子、南部ちゃんが徐々に逞しく成長していく様子は、なんだか読んでてほっこりしてしまいます。
今度は冬山登山に初挑戦、とのことで、続巻も楽しみでありんす。
いやあ、山ね、いいですね。最近はクマたちがあちこちで蠢いていてデンジャラスだけど、いいどすよね。ぶぶ漬け。
クマたちも荒ぶって、山にはよほと食べ物が無いのでしょうかね。森を追われてタタリ神化して襲いかかってこないか心配でなりません。
地方にお住みの皆さまは、早朝のお散歩とか、ご注意ください。人通り少ない田舎だと、朝の七時とかでもクマが山際の農道歩いてたりするんで、油断大敵ですよ。
熊鈴とラジオは、田舎散歩の必需品!
もしくは愛犬を鍛えて絶・天狼抜刀牙でしょうか。
色々と気の抜けない世の中どすが、サザエノミクスで昭和の経済を取り戻し、波平さんのように山川商事の課長さんに出世できるよう頑張っていきまっしょい。
それでは今日は、この辺でー。ばいちゃー。
(家族みんなで行進しながら、お家の中にわちゃわちゃと吸い込まれていく煎田でありました)