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偉大都市②

 楽園殺し1,2巻にかんして、「どうして指揮系統の違うリリスたちがいっしょに仕事をしていたの?」と聞かれた。当然の疑問だと思う。
 前回の覚書でも書いたと思うけど、そもそもあのシリーズは舞台の成り立ちが特殊なので、その特殊な舞台での細かい設定にはあまり触れないようにしていたから、中央連盟の内部構造なんかが出てきたのも3,4巻になって初めてという具合であり、読者からしても判然としないことが多かっただろうと思う。かなり順々での情報開示となった。

 シルヴィたちの所属している第七指揮は(わけあって)粛清官の頭数があまりないので、シーリオがちゃんと大規模な仕事をするときはよそから引っ張ってくることが多い、というのがぼくの回答。
 伝統的にというか、ボッチの交流的に第二か第五に声がかかることが多くて、獣人事件の場合はリリスのところの第五指揮でした、という感じ。ちなみに第二はリィリンのところです(2.5巻に情報が出ているハズ)。
 一線から退いたリィリン以下の第二指揮についてはぜひ書きたいなと思っていたけど書けずじまいだったな。単発ネタはそれこそカクヨムでちょっとでも消化できたらいいなと思う。

 あと勘がいい感想ももらった。「リベンジャーズハイの目次のキャラクター一覧、ほとんど偽名とか渾名ってことですか?」そのとおりです…!なんならそれがやりたいくらいのものでした。

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