はじめて近況ノートを書く。どれくらいの字数が適切な場所なのかもわからない…オレはなにもわからない…。
本日はまとめて税金を納めてきたので、少々虫の居所が悪い。お昼たくさん食べたからもう今日は食べないぞと誓ったのに早くもお腹が減っていて、それもつらい。だが、なんか書く。
普段はブログで偏差値4くらいの思想を垂れ流したり、世界許せねえなという正義のモードになったときは腰を据えてnoteを更新したり、そういうことをしていて、カクヨムは基本放置していた。
でも腐らせているのもなんだし、せっかくだから創作関係の覚書でもしていこうと思う。
前々から思っていたことだけど、創作の方法が正しくなくて、いよいよ直したいと思うようになった。
ぼくの書き方といえば、過集中もいいところであり、終わったあとはひどく体調を崩す。25,6歳のときにはじめて商業作を書いたけど、そのときはまだ無理をしても肉体が持ちこたえられる時期だったのだろうと今になって思う。
あれから5年経ち、30にもなると、なかなか同じ方法ではやれない。
それを痛感したのが去年の長編だった。丸半年間、山籠もりをして1200ページ書きあげたが、そのダメージといったら並大抵のものではなく、だいたい全部がボロボロになった。あれから1年、健康という言葉と無縁になったくらいだ。まだ治っていない。へたしたらずっと残る後遺症となった。
そういうやり方はいつまでもしていられないのだ。
ぼくの尊敬するプロゲーマーのウメハラさんが、ご自身の著作で「適切な努力」の尺度について述べていた。ウメハラさん曰く、10年継続できる努力がもっとも適切であるとのことらしい。
かなり的を射た感覚であるように思える。10年後もできるくらいの努力。人によって多寡は変わるだろうが、少なくとも自分から見て、これくらいなら続けられるだろうという努力。
これからはそういうふうにやってみようと思った。
というわけで、肉体にダメージを残すような書き方は、20代の最後に書いた長編で幕を閉じようと思う。少なくとも、現状の決意としては。
それと、書き物の方向性も探っていこうと思う。
ぼくの物を書く基準は明白で、
⑴自分がとてもおもしろいと思えるもの
⑵中学生におもしろがってもらえると思えるもの
この二点だけだ。これさえ守っていれば、逆にどういうジャンルの、どういう分野のものを書こうとも構わない。
なので、その範ちゅうで可能なかぎり手を広げていこうと思う。
デビュー以降、小説を書くという行為について考える機会が増えた。というより、ぼくは右も左もわからないまま、こういう業界に飛び出てきてしまったから、それまでまともに考察したことがなかったのだ。そういう意味では、ぼくの創作歴はきっちり5年目だ。
まだまだ浅い。ぜんぜん浅い。
やっとこさ書き方を決めるとか言い出したくらいなので、武道でいったらようやく最初の構えを覚えようとしているくらいだ。
遅すぎる、なにやってたんだこいつ。
生い先不安でも、まあ、書くしかないのであった。