異世界の無国籍風ファンタジーで、魔術学院にて、ボーイミーツガールします。
佳華国(かかこく)で代々魔術師の家系の少年――葉誦(ようしょう)は、二百年前の戦争で敵対していた霧悟国(むごこく)の少女――珠霞(しゅか)と出会う。
『サファイアグラスを蒔いたような美しい夕焼けではないか。サファイアグラスの中には夕焼けという事象の全てを閉じこめても、なお可能性が輝いている』
https://kakuyomu.jp/works/16818093082953520522 第二話以降は毎日夜8時(20時)に更新です。
次回、更新は8月16日の20時です。
本編+後日談2話で8話構成なので、8月22日の20時に全話が完結です。
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競作小説企画「第四回 夏祭り(
http://www.geocities.jp/sagitta_t/maturi4/)」に提出した作品です。
オリジナル小説サイト『紅の空』及び『小説家になろう』では、すでに掲載されていて、完結済みになっています。
文字数がWEB向けではないので、カクヨムでは適度なところで区切りながら、連載という形で投稿していきます。
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連載開始日時とか、タグに「終戦記念日」とか、入っていますが、そちら系の風刺(?)は、ほんの少しになっていると思います(当社比)。
国際内外の情勢が微妙なので、苦手な方は元気になった時に読んでください。
この作品『夕焼けが覆う』は競作企画に提出した作品で、3つのお題から小説を書くことになっていたので「蝉」、「夕凪」、「終戦記念日」を使用したのです。
現代ものや戦争ものがひしめく競作企画の中、異彩を放つ「終戦記念日」を使ったライトノベルの異世界ファンタジー(しかも恋愛もの)でした。
捻くれた作者の捻じ曲がった倫理観によって、書かれた作品なので、素に近いと言えば素に近いです。
魔法のある世界観(異世界)でのボーイミーツガールが目当てなので、近況ノートの通りのハッピーエンドになります。
その点は、ご安心ください。