かにかま

煙草に関する小説です

どうやらオレは死んだらしい。 大家と2人の警官がオレの死体を囲む。大家はしきりに頭を掻いている。 「事故物件になるなこりゃ。せっかく南向きの良い部屋だってのにな」 警官の一人が大…

私は毒を飲んで生きている。

帰りの電車に、まるでゾンビの外貌をした少女が乗車して来た。 そこは遊園地の最寄り駅だった。

泣いている私に先輩がいった言葉 あれから先輩に会えていない

テレパシーを知ってるか? 言葉にしなくても思いが伝わる能力 人々がこの能力に覚醒したのは100年以上前 いまや全人類がテレパスだ オレを除いて

割と汚い。

　文化祭の翌日、生徒会長である草野桜の遺体が見つかった。 　彼女の後を継いだのが主人公である蒼井櫂。 　蒼井は、草野と一緒に活動していた役員たちと共に生徒会活動をしていく。 …

主人公の野々山葵(ののやま　あおい)はある出来事をきっかけに絶望をし自殺を選択する。 橋からの飛び降り自殺、剃刀を使った血管を切る自殺、主人公は思い浮かぶ方法を試します。けれど死…

ボケカスはお節介焼きです でもボケカスには何もできません ボケカスだからです そのせいで恨まれるし、憎まれるし、誹られる ボケカスだからです でもボケカスはお節介をやめません ボ…

あぁ、この馬鹿らしくも美しい世界とどうしようもない此の阿呆にありったけの拍手と罵声を。

草食信仰森参加作(主催)です これがおれの信仰ですが、作中の内容はフィクションです 絶対に真似をしないでください

男と女と虫と芸事と多少の暴力の恋愛小説です 加筆終わりました、読んでいただきありがとうございます！

ハッピーバースデー俺 特に何も起こらない話です。

研究者の男が唯一いた友達を研究室に呼び出してお話しする話です。

職業：間男の話です　多分胸糞注意です

オレは男を刺した 刺したはずだ

自己満足。 友達に見つかったら負け。

”中身重視です” プロフィール欄には確かにそう書かれていた だから彼女と会うことにしたんだ 別にじぶんの人間性に自信があるわけじゃない ただ言葉の薄っぺらさが気に入った 結局、彼…

とある二人の問答。

一人で立っているつもりだった 自分は強いと思っていた 自分だけの力で生きていけると思っていた でもそんなことはなかった あいつは知っていたんだろう だから一緒に居てくれたんだ た…

　夏の早朝は涼しくて良い。夜勤帰りの道は快適だ。 　だが家に帰ると妙に孤独が身に沁みる。 　孤独に生きてきたんだから、このままで良いだろう、と思いつつ、実は寂しさを隠せない俺は家…

おおよそ思い描いた通りの人生だ。 太く短く。 昔の武将のように40歳で死ぬ。 おおよそ上手くいきそうだ。

眠れない夜明けに、彷徨う白昼夢を携えて。

藍色のうち、錆びてゆく紅色の紫陽花へ。

実際に私の体験してきた恋愛実話。 彼女が楽しそうに僕の手を引く、いたずらに笑う彼女の目にこれ以上奪われるものは残っていなかった。 僕たちの背を押すように風が祝福する。

昔からそうだ 答え合わせは得意だったよ 答え合わせだけは得意だった それじゃあなんにもならない

男は全てのくさびを外した 両親、旧友、会社 男は透明人間になった 男は試したくなった 自分が本当に透明か試したくなった それで試した それだけ

日課を小説にしてみる実験の一つです。ありきたりな情景にこそ、美を。

青年は、『死』を決意した。うだつの上がらない毎日とサヨナラをしたかった。しかし、その決意と裏腹に細やかな出来事が彼に葛藤させる。青年は果たしてどのような『死』を迎えるのか、それと…

「私は人間です」 マリアがいつも言うセリフ。 男がそれを認めることはない。

　前田俊は高校受験を控えている。 　毎日の通学で通う場所には所謂開かずの踏切があり、渡ろうとする時には必ず遮断器が降りていた。 　数分以上は待たされる踏切だが、俊は苛立つこなく静…

深夜三時、コンビニ。缶コーヒーと煙草。ただ、それだけ。

死にたい、と。生まれて初めて思ったのは、一体いつのことだっただろうか。泡のように消えて、こんなにも苦しい世界から逃げ出したいと、初めて思ったのは。 ーこれは、悩める少女の物語

死を懇願する患者に医者が渡したのは安楽死ができるスイッチだった

別れを切り出した女性。雨の中、男は何を想うのだろう。… ＊第二話を閲覧するかは各自の判断に任せます。

少し話したいことがあるんだ オレとあいつの話

警告 本作には不穏当かつ非常に不条理な内容のみ存在し得ます。それでも良いという方のみ、この先にお進み下さい。

流星群の衝突により、地球はまさに滅びんとしていた。

あの子は私にとって、仲のいい後輩だ。よく一緒に帰ったりもする。ある時、あの子は言った。「人生って、何だと思います？」 これは、私とあの子の、「家族」を巡る物語。

「お父様を、甦らせたいとは思いませんか」父の葬式で、見知らぬ男にそういわれた私がやがて知る、予想もしなかった真実とは。

2022.02.22（火）に角川ホラー文庫から発売される「漆黒の慕情」の試し読みになります。

自己評価が「ゴミ」な少女が、生きる価値を見つける話。 ※主人公が虐待を受けているような描写があるので、苦手な方は避けてください。 ※全4話、約5000文字予定 ※このお話は、「…

自殺とは、殺された心をただ一度、最後の瞬間に一度だけ生かし、そして二度と目覚めないように深い眠りにつくことだ。 ーーーーーーーーーー 大っ嫌いなビルの屋上で街を見下ろすだけ…

いつもは怠惰で頑張れない青年。 しかし、唐突に「今何かをしなければいけないんじゃないか」という焦りにとらわれる。 そんな彼が、すこしだけ背中を押される話。

僕の遺書です。 勿論、本当に死ぬわけでは無いです。 そこまで辛い状況にいるわけではない……。 しかし、遺書は心の中を紙に落とすだけ。 いつ書いても構わないでしょう。 結構マ…

全てを失くしても、それでも朝は来る。