何だかんだでクリスマスのお話が多いこの物語。拙筆の過去作でも幾度か挑戦していますが…
でもクリスマスを舞台にしつつ、クリスマスと関係ないお話しだったりします。
この話では居を構え主従の生活を落ち着かせて冬を迎える冬至の祝い、宴会ばっかりでした。
そもそもやっぱりクリスマスって物語性が皆無なんですよね。
あくまでもイースターの前段階に過ぎない、生まれて終わり。あくまでも誕生に感謝する話。
それをどう拡大するか。
祝福の贈り物を交換する話。O・ヘンリーですね。
黄金、乳香、没薬に次ぐ四人目の博士の贈り物の話。これもクリスマスではなく聖金曜日に辿り着くバージョンを聞いた事があります。
生まれたばかりのいとし子の行く末を知って嘆く聖母の話。クリスマス単独で物語にし辛い。
生誕の主日は二か月先ですが、その頃にどんな話になっているか、実は未だ構想が無かったりします。
いつかはクリスマスの話が書けるといいなあと思いつつ。