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「天体の運動は計算できるが、人々の狂気は計算できない」byアイザック・ニュートン

NVIDIAのCUDAって優秀なのね。GPUの並列演算処理への命令が優れている。自分のイメージ的には、たくさんの人達を動かす優秀な指令等なようなものだと捉えています。

(。´・ω・) すごいね。

AIはパターン化されたもの、繰り返し行うものに強いわけで、GPUを道具として使っているんですね。

まあ、パターン化できる処理は人間よりもAIはできるかもしれませんが、パターン化できない予測を裏切る処理はできないのだと思います。
笑いにおけるボケなんか正にそうで、AIに笑いを生み出させるのはしばらく時間がかかると思います。

と、そんなことも思っているのですが、別の観方をすると、AIは物理や数学のパラダイムシフト、物凄く大きな発展に本当に寄与できるのか? そんなことを考えます。
パターン化された式の計算などには強いと思いますが、AIは三平方の定理を発見できたのか? 相対性理論を発見できたのか? 問題を解決する【アイディア】を思いつく力は、AIにはまだ備わってないような気がします。

人間の強みは【アイディア】を生み出す力であり、何かを想像する力でもあります。

「AIは物語を作ることができるか」この問いには「できる」と私は回答します。ただそれは予測の範囲内に留まるものであり、思いもよらない展開のある作品を作ることはできないと思います。学習はできるが【アイディア】を生み出すのが難しいんですよね。

よく異世界ファンタジーの出だしのテンプレなんかは、AIは作ることができると思います。テンプレ=パターン化なので学習し、文章化できると私は考えます。その後の展開は、既にある似たようなものならば作ることはできるのだろうと推測します。


いやね、そうは言ってもテンプレはこれからも使うよ。AIどうこうではなく、背景説明をある程度省くことができるので。
「◯◯◯◯! お前をこのパーティーから追放する」ならば、ファンタジーの世界でギルド内(冒険者が集まり依頼を受ける場所)で主人公「◯◯◯◯」が言われているセリフだと推測できるし、「◇◇◇◇。オレはお前との婚約を破棄する」ならば、貴族の集まる場所(夜会や学校など)で主人公「◇◇◇◇」が理不尽に婚約破棄を告げられている場面だとわかる。異世界ファンタジーをよく読む読者の既に知っている世界観(未知ではない世界観)を利用し、最初のエピソードをコンパクトに纏めることができる。導入パターンとして優れているパターンなのでこれを利用しない手はないと。

主人公はどのような立ち位置にいる人物なのか。この作品のベースとなる舞台はどんな舞台、世界なのか。主人公の周りにはどんな人がいるのか、また主人公とどのような関係性を持つのか。第1話のエピソードの中で説明・提示しつつ文章を展開しなくてはならない。作り手としてはそれを意識するが、読み手には自然な感じに思えるよう気を付けなければならない。


(。´・ω・) 難しいよねぇ。

【AI】( ゚д゚) コノヨウナカンジデ ドウデショウカ?

(。´・ω・) うーん。イメージと違うな。

【AI】( ゚д゚) デハ コノヨウナカンジデ ドウデショウカ?


こんな世界がもう既に来ているのでしょうね。

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