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シエラレオネっぽい光の中で

久々の短編です。

美人の方と喋るとき、外国の方と喋るときと同じ種類の緊張があります。

そこにいるだけで周りの人を幸せにできる方と、必死に努力してようやく振り向いてもらえる私とでは、生きてきた背景が違い過ぎて、言葉が同じでも伝わってるかどうか不安になるんです。だから緊張します。良いとか悪いじゃなくて、です。

でも、美人や外国人があからさまなだけで、本来人間って一人ひとり違った文化とか歴史を背負って生きてるわけだから、緊張は本当は誰と喋るときでも感じなければならないものなんだろうと思います。不安があるから丁寧に伝えようとするし、わからないこそ相手へのリスペクトを持つんだと思います。

そうです。だから私は人見知りなんです。

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