大月氏へ、
サイズ(と出版社名)を調整したバージョンです。どうぞお持ちください。
あっ、そう言えば下のお名前の読みは「こうぞう」で良かったんですね。万が一「いくぞう」だったらどうしようと思っていました。
ここから先は独り言です。
表紙のキャラクターは右から次のとおりです。
石橋耕平
耕平さんの外観としてねぐせに無精ひげという記述があったので、こんな感じかな……と思って描き始めたら、くせっ毛になってしまいました。ちょっともさい感じが気に入っています。顎は絶対割れている!と思って描きました。
耕平さんの髪の量はたくさんありそうに見えますが、大月作品の男子は概ねテストステロン値高そうなので、後ろから見た時にザビエルハゲの兆候が出ているはずです。
芝山芳樹
芝山さんはなんとなく、昔ヒッピーしてた人が定年退職してギターショップ始めた、みたいな印象があったのでそのまま描き始めました。で、確認のために芝山さんに関する記述を読んだら、四十代後半となってたので、慌ててシワを減らしました。体型を変えなかったのでまだちょっと年取って見えます。丸メガネのサングラスとヘッドバンドも着けたかったのですが、小説ではアロハシャツを着てるので、あんまりヒッピー化させ過ぎるのも良くないと思い、我慢しました。
田中亮
亮さんは昔の田中健さんと松崎しげるさんのハイブリッドみたいなイメージがあったのですが、そうすると耕平さんとキャラが被り過ぎるので、敢えて面長の大柄なお兄さんにしました。パンダ日焼けが上手く描けたのがうれしいです。最初は笑顔にしてたのですが、あまりに爽やかでクライアントの悪口とかいいそうにないので、笑うと爽やかイケメンだが、普段は苦虫を噛み潰したような顔しているという設定です。でも、最近いい人度が上がって来てるので、やっぱり笑顔のが良かったかな……。
髪の毛は耕平さんと同じ理由で薄目です。小説には亮さんの無精ひげの記述があるのですが、そうすると髭面の野郎ばかりになってしまうので、亮さんにはひげを剃って来てもらいました。
森山詩音
ファッションをどうしようかな……と思いました。鼻ピ口ピでフルゴスにしてしまうと、多分耕平さんは怖がって二回目以降にシオンちゃんにお仕事を頼まなかったような気がするので、ファッションはごく普通、カラーは甘々、アクセサリーだけゴスっぽくしました。スマホケースを花柄にしたのは、トンガッてるけど本当はカワイイのが好きなんだ、と私が勝手に思ってるからです。
しっかし、縮小すると何がなにやら全然見えませんね。細かいところにもこだわってるので、データの大きい版を PC かタブレットで拡大して見ていただけるとうれしいです!