半年前、私は小説を書き始めました。
その前に二年間基礎鍛錬をしてからではあったがほぼ初めての執筆活動であったと覚えている。
そこから約六か月、様々なことがあったのは間違いない。
レジ打ちのバイトをやって接客が苦手なことに気づき、カフェで働いてみて忙しさや覚えなければならない仕事量とローテーションでやってくるメニュー変更に嫌々して辞めることとなった。
……この結果を見てわかる通り、最終的に思ったのは、僕は圧倒的に社会不適合者であったということを分かっただけだった。
気を取り直して。
小説の観点で見てみると僕はちょくちょくだが、短編で読めるものをコンテストに出したり、長編小説として書いた『トラウキネシーズ』を時には週一で投稿したと思ったら、一か月半投稿が途切れたり、また復活したりと三歩進んで二歩下がるようなペースでゆっくりここまでやってきました。
僕は当初、「まず半年やってみてそこからどうなるか見てみよう」と思っていました。
半年続けてみました。
結果はどうか。
自分的には少なからずではあるがちょっとずつ成長していると自分で感じています。
書き方もちょっとずつ変わっていって、ようやく馴染んできたと思ったら、僕の表現を大きく揺るがす、いや、その人の書き方があまりにも自分にしっくりときすぎてもはや自分よりも先に生まれていたもう一人の自分かとおもう著者が書いた本と出合ってしまったがために、僕の書き方は大きく変わったと思います。別にパクったというわけではないということを先に言っておく。
これはもはや、その表現方法、それに触れた結果自分と適応しすぎて体から引きはがせなくなったといっても過言ではないと思います。
僕はその先生に感謝をしなければならないと思います。
でももしかしたら、半年後僕の書き方は全然違う書き方になっているかもしれません。だけどそれは、何かに上書きされたわけではなく、もっと洗練されたか自分とその表現のあいのこ執筆方を身に着けたかのどっちかだと思います。
閑話。
只今、トラウキネシーズの一章、最終話を書いています。
これは僕が今書ける最先端であり、これより前の話は自分の力が未熟な感じがにじみ出ていてあまり好きではないが、それが目に見える成長だと思って自分を納得させて前に進もうと思います。
ダラダラと書き殴りましたが以上で終わろうと思います。今後も僕の活躍をお祈り申し上げてください。お願いします!