今日見た夢を話をするね。
まず僕は名前の無い仮想の大学に在学中でした。
その時は丁度一年生に終わりを告げて、心新たに二年生として頑張ろうという時期。
僕はどこにもサークルに入っておらず、そのせいか一年生の頃はかなり時間を余らせてしまったという感覚がありました。
なので、二年生になり大学生活に慣れた今ならどこかのサークルに入ってもいいだろうと決意したのでした。
そうして、そんな決意を元に訪れたのが、やはりというか小説創作系のサークルでした。
サークル名は分からなかった。
新たに入るであろう八人の新入部員と共にエレベーターに乗り、部室に案内される。
エレベーターの中では和気藹々とした会話が交わされていたような気がする。
「ここに荷物を置いて、ここにあるハンガーに服とか掛けてね!」
案内してくれた先輩が教えてくれた。
窓の外から見える部室内の景色は、木製の大きな本棚が等間隔に並んでいて、その光景を見て僕は小中学校の図書室を思い出した。
……そんな夢を見た。
ここから分かる事は、僕が文芸部に入りたかったという高校の時の過去と、専門の時に友達がいなかったという過去が生み出した深層心理だという事。
ほんのり苦しい、けど少しワクワクした感覚が起きた後の心の中に滞留していた。
もうこの夢は叶わない。