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思い出を置いておこうかなって

高校の時に、部員が居なくて募集してる文芸部があったんだ。
ある時、文芸部の顧問かつ自分の国語の先生、が僕に話しかけたの。
「本をよく読んでいるけど書くことに興味ある? 見学してみない?」って。
その時僕は、中途半端に美術部に入ってたのと自動的に部長になるのが嫌で断ったんだ。
で、そのことがずっと胸に引っかかってたのね。
本を読むことは好きだけど書いてみるなんてこと思ったこともなかったな…って。
で、そこから興味を持って進路を決めて小説の勉強をできる学校に行こうと思えたんだ。
それから少し経ってその高校を卒業して後に、卒業アルバムが届いたの。
後から郵送でもらえるタイプだったのだけど部活の欄を見てびっくりしたんだ。
文芸部が無くなってたんだよ。
あぁ、あの時勇気を出して入ってたらもっと良い青春を過ごせたのかなって。
そう思うことが今でもある。だから、今はそんな後悔をしないような生き方を! て心に誓って生きてるの。

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