• 異世界ファンタジー
  • 詩・童話・その他

【更新予告!】「🍚🥢飯屋」第461話、明日(11/9)公開!

📕「🍚🥢飯屋のせがれ、🧙‍♂️魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
🌎https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346

ご愛読&応援ありがとうございます。🙇

📖第461話 標的に鎧を着せて守っても良いのか。

 後日、マリアンヌ学科長に「魔術試技の部」ルールを聞きに行くと、ステファノは1枚の紙切れを渡された。
 そこには魔術試技に関するルールが詳細に記載されていた。

 それを読むと、ステファノが知りたかった魔獣の使役は「お構いなし」ということであった。

 ルール上は「自分以外の人間を試技に参加させること以外、何を使用しても構わない」という自由度の高さだった。

「雷丸、お前を参加させても良いらしいぞ」
「ピー」
「おお、やる気満々だな」
「ピー」

 ルール上、道具であっても生き物であっても、利用し放題となる。持てる者ほど有利だが、戦争とはそういうものと言われてしまえばお終いだ。

「標的に鎧を着せて守っても良いのか」

 もっとも、試合が始まるまで標的には触れられない。相手が魔術を放ってくる中で、標的に鎧を着せる余裕はなかなか見つかるまい。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する