📕「飯屋のせがれ、魔術師になる。――知力ひとつで成り上がってやる。」
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https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346📕第222話 君は頭が悪いのか?
📕一部抜粋:
「何だね、スールー?」
「除外された2人は定刻20分遅れまで待っていました。30分遅刻したのは先生の落ち度なのに、本人の意思を聞かずにエントリーから外すのは一方的ではありませんか?」
「その通りだ」
ドイルは平然としてスールーの指摘に頷いた。
「それでは当講座の内容について説明しよう」
「ちょっと待ってください!」
生徒に非がないことを認めながら先に進もうとするドイルに、スールーは待ったをかけた。
「本人に非がないのに講座から除籍されるのは不合理ではありませんか?」
スールーの声はもはや質問ではなく、「抗議」のトーンを帯びていた。
「君は合理主義者であるようだね。結構。当講座向きだ。だが質問は間違っている。私の対応は『不公平』だが『不合理』ではない」
何かを言い募ろうと口を開けたスールーを、ドイルは右手を上げて制した。
……
🖋炎上必至のドイル無双状態です。🔥
🖋考えあってのことらしいですが、敵を作るよなあ。💧
🖋皆様のご来店をお待ちしております。🙏