https://kakuyomu.jp/works/16816927863114551346📕第172話 スールーを待ちながら、ステファノは魔法を編む。
📕一部抜粋:
ステファノの中では「ヘルメスの杖」は相手に突き付けて使う接触型の武器となった。
「う」の型、緑+緑は「水魔法」の極致である。「外法」のイデア「津波」を呼んでしまったことのあるステファノであったが、ここでは「ありうべき因果」を誘導して術とすることを考える。
空気中には至るところに「水」がある。冷やせば「液体」となって「結露」する。グラスに着いた水滴がそれだ。
ならば「水魔法」とは「冷却魔法」に他ならない。空気を冷やし「水」を得て、尚それを冷やせば「氷」となる。
ステファノが目指す魔法は「不殺の術」。モノトーンの緑は凍らせて相手を「縛る」術となる。
「|氷獄《コキュートス》」
そのイメージをステファノはイドに記録した。
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📕お楽しみください。🙇