• 異世界ファンタジー

登場人物紹介・二年C組編

こんにちは、初めまして、小咲 花(こさき はな)と申します。
近況ノートということですが、特に語れるような近況もありませんので、この場をお借りして物語上で語られることのない設定などを書いていけたらと思います。備忘録も兼ねて。


プロローグのネタバレが含まれておりますので、ご注意ください。









○風見 鳥羽(かざみ とわ)
主人公。優しき風見鶏。
誰にでも優しい性格が災いし、中学校時代は孤立し、暗黒の日々を送った。
地元からかなり離れた岐久川高校に進学するも、トラウマからあまり人と関わらない学校生活を送る。電車通学で、毎日1時間半かけて通学している。
倉浪とは1年生の時も同じクラスで、体育の授業で余り者同士組んでいるうちに、次第に仲良くなった。初対面や、あまり絡みのない女子と話すとキョドってしまう哀しき男。
容姿は普通で、整えればそれなりに見れる顔になるが、長く伸びた前髪と、そこから覗く死んだ魚のような目が全てを台無しにする。
特技は周囲の情報を遮断すること。殻にこもるとも言う。
家族構成は父、母、妹。
父はサラリーマン。母はバリバリのキャリアウーマン。妹は中学一年生。
両親ともに仕事で家にいることが少なく、幼いころから妹の面倒を見ていたが、妹が反抗期に突入し、家庭環境は無事冷えっ冷えに。
身長163cm 体重51㎏。


○龍ヶ崎 聖(りゅうがさき ひじり)
クラスのまとめ役のキラキラ系男子。名前がホストっぽい。
いわゆる陽キャ。しかし嫌味な部分がなく、すっきりとした後味で胃もたれしない。
イケメン。背も高くて足も長い。家は金持ち。お前本当に風見と同じ人類か。
何かを判断する時には『大を取り小を捨てる』ことができる。できるが、切り捨てた”小”のことを引きずってしまう損な性格。
金魚の糞のように引っ付いてくる尾藤のことはたまに鬱陶しいが、憎めないやつだとも思っている。見る目ねえなお前。
特技は父に仕込まれたゴルフと、家政婦の三輪さんに習った料理。
家族構成は父、母、兄。
父は一流企業の役員。母は専業主婦。兄は大学生でかなりの自由人。龍ヶ崎が責任感の強い性格に育ったのは、兄を反面教師にしたからである。が、そんな兄のことは別に嫌いじゃないし、休日は一緒に遊びに行ったりしている。
身長182cm 体重75kg


○百合崎 奏(ゆりさき かなで)
大人しい系の学級委員長。あだ名は”カナ”。
校則が制服を着たような、折り目正しい女学生。ただクソ真面目というわけでもなく、友達の前では普通にふざけたりする。
のんびりしたデカいハムスター、もしくはカピバラのような小動物っぽい雰囲気が、男子から人気を集め、女子からも可愛がられるという奇跡のバランスを保つ女。
実は少女漫画が大の好物。風見のことが気になりだしたのは、高校一年生のころ、放課後の教室で黄昏ていた風見を見て、当時ハマっていた少女漫画のミステリアス系男子に重ねてしまったため。ちなみにその時の風見は財布を落として途方に暮れていただけである。余談だが、財布は中身を抜き取られた状態で発見された。
それから気にはなりつつも、クラスも違うので話しかけられず、遠巻きに見ているだけだったが、ある日風見が倉浪と談笑しているところを目撃。珍しくバカ笑いしているのを見て、幻滅するどころかギャップにやられた。恋は盲目。
二年生になって同じクラスになり、勇気を出して話しかけ始めた。
特技はノートの清書。漫画もちょっと描けるけど、不破にも見せた事は無い。
家族構成は父と母。
父はサラリーマン、母はスーパーマーケットのパートさん。どちらものほほんとしたおしどり夫婦で、「百合崎家にいると時間の流れが長く感じる」とは不破の弁。
身長150cm 体重45kg。それなりにあるD。



○倉浪 利夫(くらなみ としお)
ステレオタイプなオタク。ござるはアイデンティティ。
風見以外とはまともに話せないが、ネット上では誰とでも語り合い、煽りあうネット弁慶。
一応アニメ研究部に所属しているが、周りが女子ばかりのため居心地が悪い。
髪を伸ばすと天然パーマが金タワシのように絡み合うため、一か月に一度はスポーツ刈りに散髪しに行っている。風見のサラサラヘアーを見るとたまに憎くなる。
風見にゲーム・アニメ全般の知識を仕込んだ張本人。休日前の夜には、風見とPCゲーム(FPS、MOBA、その他色々)を一緒にやっている。
特技はゲーム全般。アクションゲームが得意だが、風見が下手なのであまり息が合わない。
家族構成は母、姉。
母は銀行員、姉はリア充大学生。母とは話すが姉とは目も合わせない。
身長165㎝ 体重75㎏。BMI高め。


○不破 向日葵(ふわ ひまわり)
元気いっぱいの日焼けショートカット女子。見た目に反して趣味はインドア派。
ただ単に日焼けしやすい体質で、登下校中に太陽を浴びただけでメラニンが大量分泌される。
百合崎とは小学生からの親友で、「ひま」「カナ」と呼び合う。
祖父が古美術商を営んでおり、小さなころから壺や掛け軸などに囲まれて育った。
それらを鑑定する技術を持っているわけではないが、古いものに囲まれると落ち着く。
ちなみに祖父は、騒がしく落ち着きのない孫が壺を割らないかヒヤヒヤしていた。
高校に入ってからは古いものばかりでなく、何か新しいものを始めようと軽音楽部に入部。
使用楽器はチャップマンスティック。初心者でそれは無謀。
特技はカラオケ。アニソンからJ-POP、洋楽まで幅広く歌える。
家族構成は父、母、弟。
父はサラリーマン、母は専業主婦、弟は小学五年生。弟は不破と顔も声も身長もそっくりである。家に遊びに行った百合崎はよく間違える。
身長145㎝ 体重38㎏。弟の胸板と見分けがつかない、A。


○円城 ほむら(えんじょう ほむら)
髪を赤く染めたギャル、というかレディース。
クラスの誰とも馴染まず、登校日数もギリギリ。
かといって犯罪には手を染めず、ただ街をブラブラしているだけのオンリーロンリー健康不良少女。
しかし絡んできた相手には容赦せず、生来の”圧”と容赦のなさでねじ伏せる。
彼女の戦法はいたってシンプル。相手が男だろうが女だろうが先手必勝で金的を決めるだけ。
愛読書は『特〇の拓』。〇ー坊推し。
以前、倉浪が風見に漫画を語っているところを立ち聞きし、それが自分の愛読書だったため、いつか語れる"仲間"になれないかと虎視眈々と狙っている。が、あまりにも”圧”が強く怯えられてしまうのと、本人が口下手なため、磁石のS極同士のように離れ行く定め。
特技はバイクの運転。でも流石に捕まりたくないので法定速度は順守する。
家族構成は父、母、兄。父はパティシエ、母は専業主婦、兄は医学生。ものすごくまともな家庭環境だが、突然変異で生まれたのがほむら。
身長165㎝ 体重52㎏。丁度いいと巷で話題の、C。


○田中 義行(たなか よしゆき)
野球部。坊主頭。実はこいつが投げた石が、【祈る者】の剣を逸らして風見の特攻の一助となった、影のMVP。
特技は三点倒立。
七番ライト。送球に自信あり。



○田山 道久(たやま みちひさ)
柔道部。ごつい坊主頭。迷宮ボスに背負い投げを食らわせた、おそらく世界で初めての男。
これがなかったら被害者が出ていたと思われるので、影のMVPその2。
特技はアイドルの追っかけ。特技?
県大会出場経験あり。



○尾藤(クズ)
クズ。小咲は、こいつがなるべく悲惨な末路を迎えるようにプロットをこねくり回している。

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