習合異式です。
『ドラマフリー』の34話まで投稿しています。5章は多めの文量を一気に投稿してしまったので、思わぬ誤字脱字があるやもしれません。展開が変わる、なんてことはありませんが、スニーカー大賞の締め切りまでに修正が入るかもしれません。ご容赦ください。
史音が活躍する34話は以前触れた「この作品におけるヒーローは誰ぞや?」という答えへのアンサーになります。
フェイスマンの投稿時の近況ノートでも書きましたが、2022年公開の映画『ザ・バットマン』が個人的には近年のヒーロー映画でも「ヒーローかくあるべし」という答えを明確に描いているなぁという感想を抱いていました。
詳しく書くとネタバレになるので詳細は伏せますが、劇中での『光を灯す』というバットマンの行動に胸を打たれ、自分の中でこれを消化し昇華できないかぁ、と1年以上考えて生まれたのが史音です。
史音にはボケ、ツッコミ、サブヒロイン、物語のけん引力、読者の代弁者、ジョジョネタオマージュ役、作者の性癖の寄せ集め2号などなど様々な要素を背負ってもらいました(いま思うと彼女にだいぶ集約させすぎたな、と反省しています)。
ただし、彼女に対して一番こだわったのは『活動3年目の超能力者がヒーローになるまでの変遷。それを仮面抜きでやる』という点でした。前にやったネタではあるので、メインには据えませんでしたが、やはり好きな要素は入れたいなぁ、ということでこんな形での描写になりました。
次回からはエピローグに入ります。好みが強く出た作品ですが、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。