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『リボルバー花子さん』の最終話までの投稿と子供の頃からの心境の変化について


子供の頃からヒップホップが好きでした。習合異式です。

連載していた『リボルバー花子さん』の33話を投稿し無事完結しました。

子供時代に『学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!』のアニメ版、作中の花子さんが語り手に徹し、教師が学校の外で怪異に惨殺される回を見て

「テーマ曲に『助けてくれる』とあるのに花子さんは何もしてないじゃないか!」
「学校の怪異の代表面してその怠慢はなんだ!」
「人の命をなんだと思ってるんだ!ちゃんと助けろよ!」

と憤っていたものですが、年齢を重ねて大人になった今

「一介の地縛霊に学校の外のことまで求めるのは酷なのでは?」
「そもそも学校内だったとしても、彼女に人を助ける義理はないのでは?」
「助けられるべきは我々ではなく、学校に縛られている花子さんの方では?」
「今度は我々が花子さんを助ける番なのだ! 花子さんを解放せよ!」
「SAVE THE HANAKO!」

という考えにいたり、本作のストーリーのもとになりました。子供の頃に納得していなかった自分へのアンサーになったかなと思います。
また本作はAIと人とのいい関係を描けたのかなとも満足しています。PIC SISTER!のときは最終決戦でのAIの使い方が実際の犯罪にも使われてしまってるものでもあったので、その時のしこりが消えた気分です。

短いながらも満足感がある執筆ができた本作ですが、ひとまずここでエンドマークです。
また何か思いついたら書きたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

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