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『死に物狂いで死んでみて』について

近況ノートをまったく使っていなかったので、使ってみます。

まず、『死に物狂いで死んでみて』が予想外に長い人気で驚いてます。
これは結構、思いつきで書いた作品です。
私は、ネタに詰まると自転車(ママチャリ)に乗って走り出すのですが、お気に入りの場所である地元のある橋の上まで行ったときのことです。
橋の上からただぼんやりと川の流れを見つめていたときに、「幽霊からすると大切な人には早く死んで会いに来てほしいと思うんじゃないかな」と考えたことがきっかけです。

よくマンガやアニメだと、死んだ人間のことは偲びながらも忘れて、前を向くのが正しいあり方であるかのように描かれることが多いですが、人間、そんな簡単に割り切れるものじゃないよなと考えたのです。

とりあえず、私なら自分が死んだら、私の大切な人は殺しに行きますね。
皆殺しです。

そんな発想で書かれた作品が『死に物狂いで死んでみて』です。

まあ半分嘘です。
半分くらいは今考えました。
半分くらいは本当な気がします。

私は特に短編はあまり何も考えずに書いてしまうので……
読み返して、「そんな話だったのか……」と感動することもよくあります。

まあ、こんな適当なノリで書きましたが、3週間近くベスト5で居座らせていただいているので、それなりに好評なのだと思います。

まだ、未読の方は一度お読みいただけましたら幸いです。

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