どうも、今更ながらコーヒーミルを買おうかどうか迷っている莢か(さやか)です。飲む直前に挽くと全然違うと推しに推されて、再びお安いコーヒー豆からさまざまに試してみたいなぁとの欲が抑えきれそうにない莢かです。
10月を目前にして秋めいて来ましたね。肌寒いと感じる朝も増えて来ましたし、夕方以降は涼しく、田園の中を歩いていると気持ちの良い風が吹いて来て。また夕焼けも素晴らしくって、昨夕なんかはオレンジ色に染まる優しい空をいつまでも眺めていたいような気持ちになりました。日ノ出なんて厳しいペンネームを使っていますが、私は昔から夕日の方が好きです。
とはいえ、季節の変わり目は体調を崩しやすいので、日中との寒暖差等々、みなさまどうぞお気をつけください。
さて、コロナの体験談+小説をUPする予定でしたが(一時的にupしていましたが)、こんなことやっている場合じゃないなぁと思い、取りやめることにしました。
ついでに、いい加減身の程を自覚しないといけないなぁと思い、長らく大衆向けに書いて来なかった『MB』の更新も停止することに決めました。業にまみれた作品だけあってページの無駄遣いに直結しているので、カクヨム様に申し訳ない気持ちの方が強くなってしまいました。こっからが本番の本番、物語の核に直結していくところなのですが、残り27章(ざっくり81万字くらい?)をupしても本当に迷惑だろうと思うので……。
勝手なことで申し訳ありませんが、ちょくちょく読んでくれた方には感謝申し上げます。ありがとうございました。
この頃、安住しようとしている自分と、膿み始めている自分に気がつき、一から出直しをしようと決めました。新作のネタがいくつか閃いては漂っているので、それらを本気で形にしようと思います。ミステリ、純文、児童に読んでもらいたい物語等々、今度は大衆を意識して文体から改め直して書いていこうと思っております。現在、すでに苦手なプロット書きから始めて着々と準備を進めております。何かしらの賞にチャレンジする覚悟を決めたばかりです。
今から来年末まで忙しくなることは間違いないので楽しみです。
この前は大御所さんについて書きましたが、実際のところは新人さんの熱気や勢いにやられております。クラクラ来ております。
もはや新人とは言えませんが、藤本タツキ先生の『ルックバック』に激しく打ちのめされました。『チェンソーマン』で先生のことを知り、才能どうこうよりも作品の描き方が小説にどことなく通底するところがあると思っていましたが、いやはや、こういう方を天才と言うのかと、実力の底が見えないなぁと……無学からの発言ではありますが、いつか先生はノーベル文学賞を受賞するような漫画を書いてしまうのではないかと半ば本気で思い込んでいます。
他にも紹介すべき読切漫画(小説じゃないのかよ!とツッコマれそうですが)がいくつかありますが、そういうのを読んでいると、既に飽和しきった娯楽世界にもまだまだ類を見ないものがあると、新たな地平線を切り拓いていけるものなんだと、そう思わせられることが多くて……。
恐るべき実力を秘めた新人さん方を見ていると、何者でもない自分がより惨めに感じます。なので、そう感じたくないからこそ私も奮起します。
もはや10代20代前半の方々の純粋さには勝てませんが、それでも何者かになりたい。チャレンジしたい。無謀ながら心を新たに出発したい。
こんなことを長々と書いてしまいましたが、ようするに自分だけの世界をまた構築しようと、長い旅に出る所存です。
ただ、しばらくは何かしら誰かのためになることをやろうと思います。恩返しとでも言うのでしょうか。カクヨム様で日々奮起している、楽しんでいる方々への励みにでもなればと思い、今は藁屑のような私ではありますが、誰かの小説に足跡を踏みまくろうと思います。
お別れの言葉のようで恐縮ですが、短い間でしたが、ちょこっとでも絡んでくれた方々へ再度感謝を申し上げます。
ありがとうございました!