この章ではコリャスーユの間者チャンカノが初登場します。「チャンカノ」はプキーナ語での意味は「呪文(霊などを呼び出す)、祈願の言葉」。なんとなく日本の業界用語みたいな笑
プキーナ語は、チカ、オトナなど日本語を連想させる様な単語が幾つかあるのが興味深いです。
補足し忘れですが、ピサロ暗殺の時に目撃された緑の布を羽織る人物がチャンカノです。挿絵ありで掲載してままの文章だったので、62話で説明不足でした。
ここでは現在も観光名所となってる石化した森(パンパチリ)などの紹介もしております。
そして、道中でのカスティニャダ達の会話も面白い所ではあります。神秘的な光景により、カスティニャダがおもむろに語り出したのかもしれませんね。
レイノウェレンで出てきたアマルがここに来て再登場します。
彼は、ピサロを直接暗殺した者として描かれており、逃亡中にカスティニャダ達に保護されるという流れになっています。
※史実では誰が直接殺したかは不明、ディエゴ・デ・アルマグロの息子(エルモソ)が暗殺に加担したとは言われています。