2〜5話目はレイノウェレンの戦いの前編になります。
主人公であるラウタロが、母リカラエンから過去の戦について学んでいるという流れになっています。
初めて遭遇する人間や動物、それがチリの先住民であるピクンチェ族、マプチェ族にはどのように映っていたかについて描いてます。
情報を元にしている部分もあれば、想像でフィクションで描いている部分もあります。
またミチマという豪傑の登場も見どころです。
ミチマは情報ではミチマロンコと一般的に呼ばれていますが、「ロンコ」とは役職の意味になるので、あえて「ミチマ」と描いてます。
ミチマとは、「外様」を意味します。ロンコとは通常時の指導者を意味します。有事の時の指揮官は「トキ」と言います。
ミチマは数々の戦に参加しているので、本来はミチマトキと言った方が良いかとしれません。
後編は、レイノウェレンの戦の結末について述べております。
後編の相関図では、レイノウェレンの全貌を載せたものを掲載予定です。