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春はあけぼの

仕事のストレスに加えて冬の寒さは身心に堪える…。
陽光が恋しい。セロトニンが足りない。
メンタルが低調で、なんだか執筆もはかどらない。


でも立春が過ぎて、寒さもだいぶ底を打ったな等と考えながらタバコをプカリ。

でもこの「底を打つ」って相場用語なんですよね。
「節目を迎えた」とか「一区切り」って言う方が適しているのかもしれないですが。
ネガティブな状況・環境が肯定的・好転的になったと捉えるならば「底を打つ」ってつい言いたくなってしまいます。


そんな一服のとき、庭の木にメジロが二羽つがいでとまっていました。

動植物はよっぽどメジャーで有名な物でなければ「知ってるアレ」「よく見るコレ」程度の知識しかないのですが、メジロだけは何故か良く分かります。

wikiでは「緑色の背中に暗褐色の羽」とありますが、個人的には萌黄色に見える。
身体も小さくか弱く儚い彼らですが声は美しい。
そんな彼らが旺盛に動き出したとあれば、それは春の訪れ。
まさに樹々や花が芽吹く萌黄色の春が近い。

僕はそう思うんですけどね。
冬の終わりと共に、低迷期間も底を打つ。
そうありたいと願わずにはいられません。

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