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モブって言わせないもん!

私の作品はヒロインや女性キャラは比較的描写はしっかりしているが、男主人公は「なんとなく事件やトラブルに巻き込まれたボンヤリとした男の子」で描くことが多いせいか、よく下読みの友人達から主体性の無い例えで「モブ」「竿」と揶揄されます。


それはさておき、週末は晩酌しながらYouTubeで音楽を聴いたりして、一週間の仕事の疲れを癒して、ひと心地ついたりするのですが。

個人的に好きなミュージシャンはいろいろありますが「ソロアーティスト」「絶対的優位性のあるボーカリストの居るバンド」を除くと、私は「メンバー全員がボーカルや作詞作曲などで均等に目立つバンド」が好きです。

たま、人間椅子、ビートルズ、ユニコーン、ドリフターズ、かぐや姫などなど……。


もちろんソロの方や絶対的優位性のある方が参加しているバンドも好きですが、なんと申しますか、その人のカラーが強く出るので必然的に「≒その人の音楽性」って感じがするのが少しばかり「全員目立つミュージシャン」よりは食指が動かないんですよね。いや、好きですけど。


だもんで、あまのじゃくでマニアな私は逆に「絶対的優位性のある人」が居るバンドだと、その他のバンドメンバーを応援したくなってしまったりもします。

サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」のラスト。
桑田先生以外が『ラララ』やってるとこ、格好いいですよね。
リフレインの3回目から桑田先生も『ラララ』始めるので、ちょっと残念です。

同じく安全地帯の「悲しみにさよなら」が好きです。
YouTubeでは数多の動画が挙がっていますが、1985年神宮球場でのライブの最後、いつもより長めの『ラララ』が堪能できます。
その瞬間は玉置先生ではなくバンドの皆さんが主役になっている。


どちらの曲も正直ボーカリストの方と比べるとちょっとマイクオフ気味で声質も弱くモブ声だけど、でも大切な曲の要素でもあるし、バックバンドのメンバーに日が当たるのは嬉しい。

モブだっていいじゃない。

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