拙作をお読みいただいた方、もしくは本ページをご覧の方。
はじめまして。
邑楽じゅんと申します。
割と良い年齢でございます。
突然に執筆を始めたのは二年前の冬でした。
それまではよもや文章を書くなどとは全く無縁の社会人生活でした。
ライトノベルは高校で卒業し、
漫画・ゲームは大学生で卒業し、
関係ない音楽の趣味に没頭したものです。
それが急になぜ文章を書こうと思ったのか。
まずひとつには、突然に創作のイメージが降りてきたのです。
それは、休暇で寄ったある場所が発端でした。
たまたま夢で見た、神道をモチーフにした神話世界によく似た神社に参拝した時のこと。
さも夢と違わぬ目の前の風景。
十二年経っても色褪せない、不思議な夢の記憶。
これこそが、自分が紡げる唯一の世界であると確信したのでした。
でも、絵は苦手。
漫画なんて描ける訳ない。
自分に何ができるのか・・・ならば文章で表現しようと思いました。
次に世知辛いサラリーマンには文章を書くという仕事がたくさんあるのです。
社内外メール、業務マニュアル、報告書、稟議書、顛末書、始末書・・・etc.
これだけの日本語を操っているのであれば、
創作にも活かせるのではないか、と安易に思ったのがふたつ目の理由でした。
実際にはビジネス文書と創作の日本語は全然違うんですけどね。
回りくどい語彙力ばかり身につくというのは間違いないですが。
そうして、私は作品を書き始めました。
約二十年ぶりに小説の世界に戻り、公募に挑戦してみました。
当然ながら、選考落ちする作品ばかりなのですが。
生まれては消えていった作品の中で、愛すべきキャラたちを成仏させてやりたい。
その想いからカクヨムを始めたわけです。
遅筆なので毎作品、公募もやっとですが、
いつの日かカクヨムオンリーなんてのも書きたいな、と思っております。
皆様と同じく切磋琢磨していきたいと今宵も文字を綴ります。