最新話『第66話 ベルルカンに関心を持つ『米帝』』更新しました!
米軍は遼州の頭痛の種であるベルルカン大陸に介入する機会をうかがっていると嵯峨は言った。
赤松はバルキスタンを発し近藤を通じて甲武に流れた汚れた金で生きている人間の存在を許すことは出来ないと言った。
嵯峨はその意見には同意したが、裁くのは遼州だけで十分だと言った。
そして、米軍の関与を許す義兄以下の甲武の軍部に不信感をあらわにした。
説得を諦めた赤松は妻の貴子が嵯峨と会いたがっていると伝えた。
嵯峨や赤松達が若かったころの羨望の対象であった美女は赤松の妻となっていた。
嵯峨は赤松は貴子に尻に敷かれていると冷やかした。
そんな中、かえでは嵯峨の息のかかった甲武陸軍の部隊から連絡が入ったと嵯峨に伝えた。
赤松は二線級の部隊しか派遣されていないはずのバルキスタンに嵯峨の息のかかった人物がいることに違和感を感じた。