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水底暗く、遥か遠い水面。

 カクヨム甲子園一次予選落選となりました。
 2年目にして最後の挑戦でしたが、渾身の作品だっただけに大変残念です。これでもまだ駄目なのか、と今はただ壁の高さに呆然と立ち尽くすばかりで、ほんの少しのスッキリとした心地も無く、舌の上の苦い味が消えません。
 私はまだ筆を握れるでしょうか。
 腐るのか、それとも懲りずに続けるつもりなのか、大きな岐路の前に立たされている気がします。
 もう歩けないのなら、這ってだって進まずにはいられない。本物とはそういうものなのでしょう。そうでなければ本当ではない。
 私は今無性に本が読みたい。また勉強しなおしたい。そう思う程度には健康的に悔しい。きっとこれを糧にし、筆を新たにまた挑戦し続けます。宜しくお願いします。

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