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二刀流の起源は二頭竜といわれている

『非力な僕の二刀流』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861269182255

 KAC20221「二刀流」の2作品目です。
 個人的には、KACイベントの面白さは、お題を見てすぐに書くこと。
 自主企画とは違って公式イベントなので参加者も多く、時間が経てば経つほど、他の参加作品とネタ被りする可能性も大きくなります。それを避ける意味でも、即興性を重視したいのです。
 だから2日前のお題で書くのは、もう「今さら」感が強いのですが……。せっかく考えたので、頭の中にあるのを吐き出すつもりで、短編にしてみました。

 二つのネタを一つにまとめる形で、物語にしています。
 小ネタの方は「にとうりゅう」繋がりで二刀流と二頭竜を戦わせる話。これはキャッチコピーにも含めました。
 メインのネタは、新しい二刀流を編み出す、という内容。1作品目が剣や刀とは全く関係ない「二刀流」だったので、今度は剣と魔法のファンタジー世界を舞台にして、素直に二刀流剣士の物語を描きたくなったのでした。

 そうして真面目に「二刀流」について考えると、頭に浮かんでくるのは、ゲームと時代劇。学生時代に何度も遊んだRPGには「にとうりゅう」「りょうてもち」という能力がありましたし、好きな時代劇の一つには、主人公が少し変わった二刀流を使うものもあります。
 特に、この後者の時代劇ですね。全部で5シリーズが作られた昔の番組ですが、子供の頃にリアルタイムで見たのは一度だけ。大人になってから再放送で、その『一度』が、最終シリーズの最終回の一場面であることを知りました。
 再放送では全シリーズほぼ全話視聴したはずですし、ちょうど現在、YouTubeの東映時代劇チャンネルにて、最初のシリーズが毎週1話ずつ無料配信されています。最近これを見ているせいで、その「二刀流」の絵が頭から離れず……。
 オマージュのつもりで、作品に取り入れました。でも時代劇みたいに映像で見るとかっこいいのですが、私の拙い文章力では、そもそも思い描いている絵が読者に正しく伝わるのか、全く自信ありません。
 二本の剣を上下逆にして重ね合わせて……と言葉で説明しても、わかりにくい上に、テンポ悪くなりますよね。

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