三連休の中日に、茨木市で行われた BOOK TRAVEL というイベントに行ってきました。
ゆったりとした広場や、緑の溢れる散歩道のあちこちに、絵本や面白そうな本が、小さな本棚に入れて自由に読めるように置かれていたり、木陰や芝生のあちこちに大きな丸い布の敷物やクッションが置いてあったりして、自由にそこに座って本が読めるようになっていたり、アコーディオン奏者の方がジブリの映画音楽を中心に心地よい演奏をされていたり、芝生広場のステージで、絵本の読み聞かせがあったり、古書店や、新刊書店の出店があったり、カフェ、本にかかわる雑貨を中心に扱っているお店があったり。
広場の一角は、日当たりがよくゆったりした幅広の滑り台、子どもが日なたを存分に駆け回れるスペース。日陰でのんびりお茶できるスペース。広場の横の大きな7階建ての図書館を中心とした複合施設は、コンサートホール、プラネタリウム、赤ちゃんのための健診施設。屋内で遊べる空間、カフェなど。とても設備が充実。
この町に住みたい……。そう思いました。
この近所に住んでいたら、きっと仕事のない日は一日中ここで過ごしているな、と一緒に行った人たちと話していました。
図書館内の各フロアは、しっかりしたコンセプトのもと、家具デザイナーが考案した、机や椅子や書架が、素敵に配置されていて。
いいなあ……。ため息が出ました。
ちゃんとしたコンセプトのもと、何を大事にして、この施設を作るのか、そういうことが、妥協しないで追求された施設のように思えました。