書き出して書き終えて、見直して、よし、と思ったら、すぐにアップしてしまう。あわて者です。
なんとなく、活字で見ると、何でも正しく見えてしまうのです。(いいわけ^^;)
ずっと昔、自分で書いた文章は、基本、自分もしくは第三者の手書きでしか見ることができなかった頃。すごく、活字に憧れました。大学生の頃、雑誌に投稿した詩が、活字になって掲載されたときの、感激。あのときの雑誌、どこに行ったんだろう。応募した原稿の下書きも、もう手元にないので、一字一句ハッキリと覚えているわけではないけど、選者である詩人の講評も嬉しかった記憶があります。
ワープロ、タイプライターで、自分が打ち出した活字。
それを見たときも、おおお!と思いました。本にならない限り、自分の文章は活字にはならないのだ、そう思い込んでいたので、自分で活字が作り出せるということが奇跡のように思えて。それなのに、「なんや、活字、自分で作れるやん」と、同時に少しがっかりもして。
今、当たり前に自分で打った文字が活字で表示される時代、あの頃の感激は遠い昔になりました。
PCの画面に向かいながら、ふとそんなことを思い出していました。