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【二度目のレビューへのお礼とご報告】ましら 佳さま

【二度目のレビューへのお礼とご報告】

このたび、『黄金と血のアルゼンチン』に寄せて、ましら 佳さんより素晴らしいレビューを頂きました。

ましら佳さん、このたびは温かく、しかも情熱にあふれるレビューを本当にありがとうございました!

📖 ましら佳さんのレビュー
🔗 https://kakuyomu.jp/works/16818622170467685480/reviews/16818622174001961553

以下、レビュー全文を転載させていただきます:

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これがアルゼンチン!

マドンナがノリノリでエビータを演じ、アントニオ・バンデラスがいつもシャツのボタンは3つ、いや5つは開けた海賊みたいな出立ちで歌い踊っていた映画がありました。
あれがアルゼンチン。

~ピクトリア 愛と復讐の嵐~というベネズエラ発のドラマがありました。
多くの日本人がガツーンと初めて出会ったテンドラマだと思います。
(日本版の主題歌はしげる松崎でした!!)

侘び寂び・付度・ひっこみ思案の民とはまさに真逆の地球の裏側からやってきた、
とどまることを知らない愛と情熱の民によるテンションの高いドラマ。
あれが、ラテン。

それに匹敵する、いや、ひまえび様のインテリジェンスでもって、その上を行く物語だと思います。

男女がちゃんと生き物の匂いがするような。
男性が男性として、女性が女性として時代を生き抜いていく力強さを感じる作品です。

これがアルゼンチンか。
こんなアルゼンチンがあったのか。

と、感動する事と思います。

ぜひ一読くださいませ!

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「侘び寂び」とは対極の、情熱と生命力に満ちた世界──
それが自分なりに描きたかった『黄金と血のアルゼンチン』の核心でしたので、
そこを的確に言葉にしていただけたことが、本当に嬉しいです。

また、「男女がちゃんと生き物の匂いがする」という表現──
これ以上ない賛辞だと思っています。
時代を生き抜く強さを描きたかった私にとって、最大の励みになりました。

ましらさん、改めて心より感謝申し上げます。
これからも一話一話、丁寧に物語を紡いでまいります。

拙作『黄金と血のアルゼンチン』
🔗 https://kakuyomu.jp/works/16818622170467685480

ましら佳さんの小説はこちらです!

『晴天のヘキレキ 女教師と男子高生、神将により入れ替わりと相成る事』
🔗 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888873840

また、私が好きな香港テーマの小説もご紹介させてください。

『香港夢中人 香港なんじゃこりゃ日記』
🔗 https://kakuyomu.jp/works/16818093093693058025

※ましらさんは日本生まれ日本育ちとのこと。
あまりに香港にお詳しかったため、私が勝手に香港ご出身と思い込んでしまっていました。
この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。

ましら佳さん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、ギフトまで頂戴しております。
お返しと言ってはなんですが、ルドラのインド皇子時代の物語を、毎日一話ずつお送りしようと考えております。

※近況ノートでしか送ることができないのか?
※ましらさんだけが読めるように投稿することはできないのか?
もしご存じの方がいらっしゃれば、教えていただけると嬉しいです!

── ひまえび

2件のコメント

  • ありがとうございます。
    興味深く拝見しておりました。

    侘び寂びって日本人に不思議と染みついておりますが、南米にはぴったりなものって多分無いのでとても興味深いです。
    エレガントはあるけど、抑えた美学とかないですもんね。

    考えてみると、母を訪ねて三千里のマルコ少年のお母さんもジェノバからアルゼンチンに出稼ぎに行くんですものね。
    アルゼンチン、すごかったんだなあと改めてハッとしました。
  • ましらさん、こちらこそ丁寧に読んでくださってありがとうございます!

    確かに「侘び寂び=日本」と一括りにしてしまいがちですが、
    抑えた美学や礼節のようなものは、むしろ南米の一部文化にも存在していて、
    「一枚岩ではない」という視点をいただけたのがとてもありがたかったです。

    > 母を訪ねて三千里のマルコ少年のお母さんもジェノバからアルゼンチンに出稼ぎに行く
    ──これ、言われてみて「あっ」となりました(笑)
    無意識に見てきた物語の中に、すでに南米とヨーロッパの「つながり」があったんですね。

    自分の作品が、そうした記憶の糸と結びついて読まれていることを思うと、書き手冥利に尽きます。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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