16世紀の地中海・黒海世界で芽吹いた一族の物語は、オスマン帝国の栄華と陰謀をくぐり、南米アルゼンチンでの事業と抗争を経て、ニューヨーク暗黒街の覇権争いへと連なる。
『大航海時代を逞しく生き抜く戦争孤児アイユーブ』『オスマンの海を越えて──バッシャール家興亡記』『黄金と血のアルゼンチン』『黄金と血のニューヨーク ― マフィアの帝国』――交易・金融・戦、移民と家族、愛と復讐が一本の系譜を形作る連作叙事詩。各作は単独でも楽しめ、通読すれば一族史の全体像が立ち上がる。
おすすめ読書順:
アイユーブ → オスマン → アルゼンチン → ニューヨーク
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