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子供妖怪の成長について(作中設定)

 昨日少し子供妖怪の成長について話したので、こちらの近況ノートでもまとておきます。九尾シリーズ・あやかし学園などを筆頭とした作品群での自作設定なのでご了承くださいませ。
 また、今回の子供妖怪の成長は生まれつきの妖怪の場合であり、後天的に妖怪化した個体には当てはまりません。

・妊娠期間自体は元の動物に準拠。
例:妖狐⇒約2カ月
・乳児期は生後数年ほど続く。育児休暇も3年~5年単位かもしれない。
・それ以降の幼児期の成長も(もちろん)人間と較べても遅い。生後5年で人間換算2歳児ほど、生後10年で5歳児ほどである。
・人間換算10歳ほどになるには20~25年ほどと思われる。なお雪羽君は本編で40歳であり、人間換算で13~15歳ほど。
・半妖も、妖怪の血の影響で実年齢と人間換算年齢にズレが生じる。1/4半妖の源吾郎君の兄姉たちが若々しいのもそのため。
 というか源吾郎君も実年齢よりやや若め。

・人間よりも数倍の年月をかけて乳幼児~思春期まで成長するため、人間の術者が妖怪の仔を捕獲して飼育・使役する事は殆ど無い。0歳の個体を捕獲した場合、実戦で「使える」までには最低でも40年ほどかかる訳なので……そもそも妖怪の仔を攫って無事ではいられないんですけどなぁ。

2件のコメント

  •  なるほどなあ……。
     四十年かけて育成となるととんでもなくコスパ悪いですし、その血族から報復を喰らうわけですから建設的な策ではないですよね。
     やっぱり使い魔代行みたいな商業的な契約を結ぶのが手っ取り早いって気がしました。
  •  そうなんです。仮に飼い主が15歳の頃から0歳の妖怪を飼い始めたとしても、「使える」までになるころには55歳ですからね。飼い主の子孫に使役させるとしても、妖怪の仔が素直に従うとも限りませんし……それに報復はばっちり受けてしまいます。まぁその、三國さんとかが自分の仔(甥姪含む)を攫われて「しゃーない」で流す事はありませんからね。

     更に言えば、身寄りのない野良妖怪・後天的に妖怪化した個体であっても、他の年長の妖怪の養子になる事が多いので(米田さんやメメトちゃん等が該当します)、人間が幼い妖怪を手に入れるのはやはり難しいんですよね。
     確かにそう言った状況下では、商業的契約が一番安全かつ手っ取り早い物になるのは事実です。妖怪自体は、初めから人間に敵愾心を持っている訳でもありませんので。
     何となれば、源吾郎君や雪羽君も(自身の修行も兼ねて)使い魔代行はやってますし(外伝)
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