皆様こんにちは、斑猫です。
ラヰカ様より本来の姿の源吾郎君のイラストを頂きました。そう言えば、青年姿の源吾郎君のイラストって3か月ぶりやなぁと思っている次第です(遠い目)
なお、源吾郎君自身は本編でも青年姿での活躍の方が多いのでご了承くださいませ。
さて、前回は雪羽君について解説しましたが、今回は源吾郎君と……物語そのものについてを軽く解説します。
【源吾郎君の強さとその表現】
→九尾シリーズはタイトルに「最強を目指す」とありまして、そこからも実は「主人公が無双する話ではない」事は明らかなんですよね。筆者は「最強を目指す物語は終盤で主人公が最強になるくらいが丁度良い(暴論)」と思っていますので。
源吾郎君自体は同年代の妖怪や一般妖怪に較べて格段に強いであろう事は示唆されています。とはいえ
・それ以上に上司・先輩たちが強すぎる
・強い=勝つとも限らない
・やっぱりメンタル面が大事
と言った理由から、彼の強さは作中では目立たないようになってますね。物語自体が源吾郎君の視点で動いていますし。それに彼の場合妖怪たちの上に「君臨する」と言う野望なので、単に強いだけではその野望を叶えるのは難しいという点もあります。
実は第三部の第七幕、ライバルである雪羽君との戦闘(訓練)の果てにどうにか勝利する……と言う非常に泥臭いお話なのですが、彼との関係性の変遷も同時に生じているんですよね。
初期は「気に入らない相手だけど波風立てないようにしよう/訓練ではボコボコにのしてやる」だったのが、いつの間にかお互い友達だと認識してますからね。
元々初期案でも二人が共通の認識(八頭怪打倒)を持って仲良くなる……と考えていましたが、予想よりも早い段階で距離が縮まったので筆者も驚いています。
ラヰカ様、いつもありがとうございます!