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潜入捜査編・一段落しました

 皆様こんにちは、斑猫です。
 六花ちゃんが潜入捜査を行う「エージェント・シラユキ」ですが、先程の投稿でひとまず本編完結です。後はエピローグだけですが、こちらはまぁちょっとしたお遊びみたいなお話ですので……
 ラヰカ様の創作世界・常闇之神社とのクロスオーバーでもあった本作ですが、どうにか年末~年始の間に完結出来て筆者も大満足です。ラヰカさんたち神使達の考えや言動は原作に準拠しております。が、若干独自解釈もございますので、その辺の相違はご笑覧くださいませ。

 それでは解説に入ろうと思います。
・源吾郎君・雪羽君の強さ:九尾シリーズ基準での「中級妖怪」は、ラヰカ様の創作基準では「二等級~一等級」相当との事です(確認済み)曰く一等級は普通の術者で頭打ちになるため、より上位の等級がある物の猛者と呼んでも良いでしょう。
 そんな訳で一定以上の強さはあるって事ですね(白目)
 二人の強さがそんなに目立たないのは、「強いだけじゃあ何にもなんねぇんだよ、いい加減にしろ!」と言う精神で物語が進んでいるからです。ほんへはお仕事小説だから仕方ないね。
・定風丹:西遊記に登場する丸薬の一種。その名の通り、持っていると風に吹き飛ばされない。孫悟空はこれを使って羅刹女の芭蕉扇の攻撃をしのいだ。
 なお、定心丹は筆者オリジナルのアイテムです。
・神便鬼毒酒:潜入捜査編のキーアイテムの一つ。本文中でも解説があった通り、妖怪を弱らせ人間や勇者に力を授けるという。本家の品ではないにしろ、その威力たるや相当なものである。
・醒酒氈(せいしゅせん):酔い覚ましになる絨毯の事。封神演義にも記載がある、ある意味由緒正しい品である。余談だが伯邑考の献上品は、醒酒氈の他に
・七香車(危険回避性能付きの自動運転車)
・白面猿猴(歌や踊りを覚えている。妲己に殺された)
 が挙げられる。
・伯邑考:醒酒氈などを紂王に献上した人。父を救うために尽力したが、結果的に殺害された挙句肉餅(ハンバーグ)になってしまう。幽閉されていた父・姫昌は後にこの肉餅を食したが、吐き出したものが兎となって故国に戻っていったと伝わっている。
 醒酒氈の護符が兎に変じたのもそのため。卯年だからではない(迫真)

 ラヰカ様、今回もありがとうございました!
 今年もよろしくお願いします。

1件のコメント

  •  楽しんでいただき嬉しい限りです。
     結構、いつもの癖で色々な伝承を引っ張り出して、それでドッキングさせたり自己解釈をやったりしちゃってますね(照)
     封神演義とか西遊記は昔ハマってましたので、その時の癖もありますね。言うて源吾郎君も九尾の子孫ですし。
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