揣 仁希(低浮上)

高校２年の夏休み。 僕達、建築科のクラスメイト１６人は東北を目指して旅に出た。 みんなそれぞれ思い思いに。 電車に乗って、飛行機で、自転車で。

日本シリーズ第一戦。 ９回裏、スコアは０ー０。 そしてバッターボックスには代打が。

ピンポーン。 今日もまたいつもの時間にチャイムが鳴る。 やれやれ、毎日毎日ちょっとは自分でどうにかしようとは思わないもんかね？ まったく……俺は玄関に向かって今日も答える。 開…

魔王ＶＳ勇者 その戦いは果てしなく続く。

思い返せば今まで色々な事があった。 辞めようと思ったことも一度や二度じゃない。 でも俺は今もまだ物書きをしている。

子供達が皆独立することになり、私と妻は家の片付けをしていた。 ２階の寝室にある鏡台の引き出しを開けた私は昔懐かしいガラケーを手に想いでに耽る。

俺の名前は木森 林。 一流商社に勤めるサラリーマンだ。 とある事情から地方の支店にやってきた俺は一人暮らしをするために部屋を借りたんだが……

僕の通う学校には『七不思議』なるものがある。 昔、小学校にあった様な、そんな簡単で単純なものではなく……分からない者には永遠に分からなく、分かる者にしか分からない。 そんな『七…

私は夢に見る。 見知らぬ街の路地裏を駆け抜け、見知らぬ誰かに追いかけられる夢を。 いや、追われているのは……私じゃなく……

都会の一流商社本社から地方の支社に左遷された俺は一人暮らしをするために、格安で曰く付きの事故物件らしき部屋を借りた。 その部屋で出会ったのは……

僕の名前は立花皐月。大学1年生。今からちょうど一年前、僕はひとりの女性に恋をした。 彼女の名は九条鈴羽。都内の一流商社に勤めるキャリアウーマン。 僕と彼女の始まりは雨の水曜日だっ…

僕は片瀬 爽(かたせ そう)。 音楽系の高校に通っている。 冬休みに久しぶりに実家に帰って近所を散歩していると、ピアノの音色が聴こえてきた。 駅の構内にあるストリートピアノ。 僕…

近状ノートですと気づかれないことも多々ありますので日記形式で綴ろうと思います(￣∀￣) 主に…… 投稿や更新状況など 最近気になったこと 作業中のBGMや参考にした文献の話 …

郊外で画廊を営む雨宮 千景(あまみや ちかげ)が藍澤 青空(あいざわ はる)と出会ったのは、土砂降りの雨の日だった。 びしょ濡れの青空を自分の部屋へと招き入れた千景は行く当…

先天性色素欠乏症、アルビノとして生まれた琴坂 凛。 生まれつき身体の弱かった凛は閉ざされた部屋から外に出ることは出来なかった。 だが彼はその身体の弱さと引き換えに並外れた頭脳を有…

俺の彼女ー冴草・ルカ・アーシュリーーは全く喋らない。 はじめて出会ってから今まで一言も。見た目は儚げな金髪碧眼の美少女、中身は楽しい面白い気持ちいいを追求する変な女の子。 コー…

現在休載中です。 王都の場末の酒場で給仕として働くミィスはふとしたことから自分の歌に死者を集める力があることに気づくが魔力のないミィスには死者たちは見えなかった。 ミィスの歌…

どこからが現実でどこまでが夢なのか。 誰が夢で誰が現実なのか？ 少なくともこれを書いている私は現実で、読んでいるあなたも現実。 だと思う……

小雨の降る誰もいない街で僕の耳に届く歌声。 それは誰かが誰かに宛てたメッセージなのかもしれない。 だから繋ごう。 僕も見知らぬ誰かに。

私、楠木真樹史(くすのき まきふみ)は６５歳で定年退職を迎えた。 やる事もなくのんびりと書斎で本を読んでいると、ふと一枚の紙切れを見つけた。 それには一行だけＵＲＬが書かれてい…

俺の彼女ー冴草・ルカ・アーシュリーーは全く喋らない。 はじめて出会ってから今まで一言も。 見た目は儚げな金髪碧眼の美少女、中身は楽しい面白い気持ちいいを追求する変な女の子。 …

後悔先に立たず。 上手いこと言ったものだと思うよ、これ。 失くす前にちゃんとしといたほうがいいかもよ、キミもボクもね。

僕は今年も彼女の帰りを待つ。 8月13日、そろそろ帰ってくるだろうか。 もうすぐ、玄関の引戸が"からら"と開いて懐かしい彼女が聞こえるだろうか。 「ただいま」 全てが昨年…

世界の大部分が海に沈み数百年、残された人々は高く聳える壁に閉ざされた僅かな陸地での生活を余儀なくされた。 やがて海そのものの存在が忘れさられ、書物の中だけの空想になった頃、少年…

10000PVありがとうございます！ 普通の男子高校生と普通じゃない女子高生。一之瀬眠都(いちのせミント)は、中学の頃に見た美しい少女と高校で再会する。彼女の名は柊言葉(ひいらぎ…

扇 千尋(おうぎ ちひろ) ピアニストを目指したものの挫折と結婚を機に新たな道を歩むことにした27歳。 バーテンダーとして働く彼女の勤め先BAR『Sun do Leon』を訪れ…

中学校の教師 相川杏香(あいかわ きょうか)32歳バツイチ独身。 ただ今絶賛恋愛中。お相手は元教え子 六樹(ななまえ いつき)17歳、あだ名はロクくん。 大好きなロクくんにあ…

【カクヨム甲子園《テーマ別》短編作品『扉の向こうは不思議な世界』部門】 街の片隅にある風変わりなペットショップ『AQUA LinQs』 夜10時から開店するそのお店はちょっと変…

★キミラノ二次創作 ストーリー部門★ ディアナ・ファーブニルの場合。 AQUA LinQsへようこそのスピンオフになります。 興味のある方は本編カクヨム甲子園「AQUA Lin…

【カクヨム甲子園《テーマ別》短編作品『きのう失恋した』部門】 何も考えずただ何となく生きていたあの時。偶然を必然と思った日、俺は自分を変えようと思った。 時は流れ少しはマシにな…

机中の恋文「つくえのなかのラブレター」と読んで下さい\(//∇//)\ 僕は蓮水夏梛斗(はすみ かなと)。都内の商業高校に通う高校2年生。 ある日、僕は机の中に1通の封筒が入って…

「水曜日の彼女」の登場人物たちによるスピンオフです。 若干のネタバレになる部分もありますので、本編をざっと目を通して頂いた方が楽しめるかもしれません。 ネタバレを含む場合は、各…

「水曜日の彼女2nd season」スタートします(〃ω〃) 番外編スピンオフ 「水曜日の彼女〜Another stories〜」も宜しくお願い致します(〃ω〃) 僕は、立…

あれから時はたち。 僕は街を見下ろす高台にある家で長椅子にもたれて遠い日の夢をみる。

ようやく街に鉄道の駅の建設が始まった。 お祭り騒ぎの夜、僕と彼女とトモヒロは僕の家でそんな街を見ながら話をしていた。

彼女が僕の住むこの国に来て3年が経とうとしていた。 かつて何もなかった土地には村が出来、今では町と言ってもいいくらいの発展を遂げている。 僕が都心部から帰ってきた日の夜のこと・・・

彼からのプロポーズから半年。私は遠く異国で暮らす彼の元へ旅立つ決心をした。 彼の側で彼を支えていきたい。 そう思い私は日本を後にする。

彼女との再会から1年。 僕はまた遠く異国の地で変わらず過ごしていた。 そんなある日、僕の住む村に電話が開通することになって・・・ カクヨム三周年記念作品 僕と彼女の物語第6話…

彼が海外に再度旅立つ日、私は彼と約束をした。 次に会うのは四年後、あの桜の木の下で。 私は彼の隣を歩けるように私自身を見つめなおす事を決心する。 そして四年後・・・私たちはあの桜…

彼が海外に旅立ってから3年。 私は大学を卒業し就職していた。ありふれた日常。特に変化のない毎日。 どんどんと彼に置いていかれるような焦り。 そんなある日・・・

僕とチカちゃんは、初めてのデートをどこに行くかを悩んでいた。 トモヒロに聞いて、オススメのデートスポットの雑誌を買いに行ったのだが・・・ カクヨム三周年記念作品。第1回目から、…

僕は、高校2年になった。相変わらずトモヒロと同じクラスでいつも通りの毎日を過ごしている。 もうすぐ秋祭りがあるので僕とトモヒロは、予行練習の為に町の集会所に向かっていた。 僕の…

ある日学校の帰りに僕と悪友のトモヒロたちは、クラスの女子たちと遊びに行くことになった。 僕は正直あまり乗り気ではなかったけれど以前から気になっていたチカさんも一緒だったのでつい…

貴方になら、私の気持ちは伝わると思う。 私なら、貴方の気持ちがわかるはず。

自主企画「100文字で小説を書きませんか」に参加しました。

1987、"Solitude Standing"from ＬＵＫＡ

私と彼女の約束は果たされる時はくるのだろうか？ 私に残された時間はあまりに短く。 待ち続けるには残り少なく。 砂時計の砂が流れ落ちる様に。