現在ただ今進行中でプライベートがとり散らかっております。
イケメンもグルメも更新できそうにないなあ、などと、一方で近況ノートは更新するという塩梅ではあります。
さて、鶴岡市内には庄内藩主の居城・鶴ケ岡城址が公園となった鶴岡公園がございまして、そこには酒井忠勝公を御祭神とする庄内神社がありました。
写真上段左側が庄内神社の宝物殿、中央が拝殿となっております。
雪対策で鉄パイプで補強しているあたり、夏では見られない光景かと存じます(強がり)。
上段右側の鶴の絵は、鶴ケ岡城の襖絵を維新後に掛け軸に仕立て直したものだということです。このあたり、庄内という地名が鶴ケ岡へと変わったその理由となっている、のかな?( ゚ω゚) ←寒さで脳みそがフリーズドライ
中段は、鶴岡公園内にある致道博物館(
https://www.chido.jp/)で保存されている建築物です。
観光客は皆無に等しく、かつ降雪が減りつつある今頃の季節が修復保全に適した時期らしく、つまりは立ち入れない建物もございましたが、基本、中に入っていくつかの建物の構造や展示品を見学することができました。
中段中央の水色の建物は警察署だったそうです。中に入って上に上がり、バルコニーに出ることもできました。
下段は致道博物館の展示の一つ、北前船の絵ですが、これは酒田の豪商が神社に寄進したもの、かな?( ゚ω゚) ←寒さで脳みそが(以下略)
そして北前船というのは航路名を指してもいて、船の種類自体は弁財船なわけでございます。前にこの弁財船については取り上げておりますのでご参考ください(
https://kakuyomu.jp/users/gonnozui0123/news/16816927860640298269)。
舳先に置かれた碇の実物展示に私はテンションが上がり、暖房のない気温3度の展示室でもぽかぽかな体温で見て回ることが、……途中までできました!途中から足の裏がめっちゃ冷たくなった!冷たすぎて痛いよ!
江戸東京博物館ではガラスケースの中にあって厳重に保管されていた商店の看板が、ここ庄内の地では天然の低温保管庫のためにガラス越しでなく直接目にすることができたのは地方の博物館ならではのことかと思います。
……いつか他の資料館もご紹介したいのですが、地方の資料館はけっこう雑ゲフン、フランクな感じで収蔵品が展示されていることが多いですね!
次の近況ノートでは庄内藩の藩校、致道館をご紹介することになるかと思います。が、……鶴ケ岡、レンガ造りの建物が見当たらなかったんですよね。月山を超えて真室川の方へ行くと明治大正期のレンガ造りの建物が残っているのですが。
庄内藩、レンガを作らなかったのかな?この疑問は東京に帰って写真を見直してから気づいたことですので、また後日、文献で調査してみたいと思っています。