*X(twitter)に書き散らした文章を少々編集して転載しております
カクヨムの片隅でパクリ騒動が起きており。
私も前に模倣された経験があるから、作者の方の気持ちは良く分かる。とてもとても気持ち悪いし腹立たしい(´・ω・`)
一方で、もしかして二次創作から入った人と最初からオリジナルを書いている人ではパクリに関する感覚が違うのでは、と最近思い始めた。
二次創作は、原作の設定を踏まえた上で自分が考えたエピソードを文章 or 作品にする。出来上がった二次創作物を作者は「自分が書いた作品だ」と認識していると思う。「自分の作品だ」とも。
この辺がオリジナルの作品を書いている一次創作者とはズレてくる感覚なのよね(´・ω・`)
一次創作者にとって、「二次創作はあくまで二次創作で、原作の設定にタダ乗りしている作品は"オリジナル"を名乗れない」というのが見解として一般的なんじゃあないのかな。
そしてこの一次創作者と二次創作者の考え方の違いが、摩擦を引き起こしているんじゃあないのだろうかと(´・ω・`)
二次創作から入った作者は「他人の作品やその設定を模倣して自分の手癖で書き直すこと」を"オリジナル"の創作活動だと認識している。
一方で最初から一次創作をしている作者にとって、その行為はパクリ以外の何ものでもないわけだ(´・ω・`) 自分の創作のいちばんのコアを掠め取られているわけだから許しがたい行為だわよね。
そんなふうに二次創作者と一次創作者では創作の根本から認識が違うから、抗議したところで話が通じるわけがない。
昨今の出版界隈見渡せば、当たった作品の後続に似たような設定の似たような作品が量産されている。その流れが界隈にどのような影響を与えているのかと、そんな社会論を論じようとは思わぬ( ゚ω゚)ヌ
けれども。
一次創作をしている側からの提案としては、「頼むから二次創作の原作は商業作品にしてくれ!」ってところかしらね(´・ω・`;)