【カミングアウト】私がADHD(注意欠如・多動性発達障がい)であることについて



私、崖の上のジャエントルメンは、実はADHDです。軽度ではありますが、障害者手帳3級に相当します。

なんでこれをわざわざ公表したかと言うと、現在執筆中の「カウンセリング部~」にて、ADHDのキャラクター「北川 真理」が登場するからです。

実はそのキャラクターが登場したお話の感想にて、「ADHDのキャラは出して大丈夫なのか?」というご指摘をいただきました。

確かに、人によっては「発達障がいをおもしろおかしく書くなんて非常識だ!」って思われる方もいるかも知れないと感じ、まず自分がその発達障がいであることを公表しました。

私はあの作品の中に、いろんな生き辛さを感じている者たちを登場させるつもりです。トラウマがある者、発達障がいがある者、生きている実感が湧かない者……。それらのキャラクターのベースは、基本的に自分になります。

今まで私は、世の中に対して非常に生き辛さを感じてきました。いろんなことが哀しかったし悔しかった。ベッドの中でシーツを握り締めて、歯を食い縛りながら「たすけて」と呟いた時のことを、今も鮮明に思い出せます。

なので、あの北川 真理というキャラクターは、私の作品に必要不可欠なのです。決して発達障がいの方を馬鹿にするつもりも、安易な感動のために付け足した設定でもありません。私が抱えている発達障がいの悲しみを、そのまま彼女と通して描きます。

発達障がいについて理解してほしいとか、発達障がいの方に配慮してほしい……というよりは、ただただ、その気持ちを作品で表現したい。そういう思いです。

1件のコメント

  • I’m not Japanese but i feel sad to hear that :( .
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