通勤時間に聞く読書を始めてから何か月経っただろうか。
最近、気が付いたのだが、どうやら自分は通勤中に脳内の整理をしていたようだ。
他にできることもなく、基本ぼーっとしている、無駄な時間だと思っていたが、その時間が大切だったらしい。この時間を無くした弊害?が出ている。
脳の稼働力が落ちている気がする。
パソコンのゴミ箱に大量にゴミが入っている状態、とでも言うのだろうか。
一つの動作を完了するまでの動きが遅い。特に、こういう文字を書く作業、読む作業、なにかの要不要を分ける作業、が億劫だ。
恐らく、自分は信号待ちの時間や家事(洗濯や料理)など「脳は暇だが、その場を離れることはできない」時間にあれこれと考えることで、脳の空き容量を増やしていたのだろう。
その時間をすべて聞く読書に費やしたことにより、ゴミが溜まり続けている状態という訳だ。
SNSやノートにアウトプットしているつもりだったが、足りないのだろう。
いや、違うか。書くほどでもない微細なゴミが残り続けているのだと思う。思いついては消え、考えては消えしていた些細な内容だ。
塵も積もれば山となる。
些細な心配事や考え事でも溜まれば排水溝の泥のように溜まり、新しい情報の流れを妨げているということか。
とまあ、なんの役にも立たない考え事をつらつらと書いてみたが、少しはすっきりとしただろうか。