水落

★★★ Excellent!!!

命がべったり／
井桁沙凪

なにかを食べると涙が出てしまう私と、どこまでも損で優しい彼と、自分勝手でサイテーな世界のお話です。
  • 残酷描写有り
だって、泣くっていうのは、悲しいときに使う言葉です。
井桁沙凪
生きるもの、を食べるもの。
鴉乃雪人
★★★ Excellent!!!

少女／
鴉乃雪人

　彼女は綺麗だ。 　俯いた表情を魅せる長い睫毛が、それに隠れた硝子玉のような――黄玉の瞳が、透き通る白い肌が、静脈の青さが滲み出るくらいに澄んだ肌が、そして彼女が綺麗だ。
骸を積み上げるのは、生贄自身なのだ
鴉乃雪人
月明かりの丘の上で
和団子
★★★ Excellent!!!

向日葵が枯れるまで／
望月葵

田舎に暮らす芝崎賢太は、発達障害をもつ幼馴染である七瀬朱里の余命があと1ヶ月であることを告げられる。そこで彼女から｢デートに連れて行って｣という強引な頼みを渋々引き受けることにな…
この世界には目を背けたいものが多すぎる
望月葵
向日葵が枯れても、夏はまた来て、彼女はずっとそこにいる。
石井腕
★★★ Excellent!!!

夢喰い少女の嘘／
名取 雨霧

長い長い悪夢から覚めた僕は、一人の少女に出会う。悪夢を食べにきたという彼女と様々な夢を渡り歩く中で、少女は一つ嘘をついた。祈りをこめた、優しい嘘を。 『カクヨム3周年記念選手権…
  • ★53
  • SF
  • 完結 1話
  • 3,935文字
  • 更新
──ねえ、起きて
名取 雨霧
読んでいると飲み込まれそうになる見事な世界観
煎田佳月子
★★★ Excellent!!!

終末に花束を／
名取 雨霧

嘘のように星が輝く元東京で今夜、俺は彼女にこの花束を渡そうと思う。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』【…
  • ★42
  • SF
  • 完結 1話
  • 4,000文字
  • 更新
世界の終わる二十分前。喧嘩した恋人に花束を
名取 雨霧
もう残されていない未来。それでも二人の幸せを祈りたい。
神辺　茉莉花
★★★ Excellent!!!

かすみかくもか／
五月女 十也

国見のことがずっと気になっている有紗。この感情は、恋心は、墓場まで持っていくはずだったのに。 とある雪の日の朝、学校の駐輪場で、彼女の “好き” が加速し始める。
  • ★29
  • 恋愛
  • 完結 4話
  • 8,110文字
  • 更新
陳腐でありきたりで平凡な表現だけど、私はまだこれ以上の言葉を知らない。
五月女 十也
「ストンと、胸のつっかえが落ちる音がした。」
名取 雨霧
★★★ Excellent!!!

季季怪廻／
石井腕

季節を変える使命を背負った父と、背負わされた娘と、四季の化け物の話。 （原題：四季の怪）
季節を殺す仕事をしています。
石井腕