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ハーフソード

添付した画像ですが、これは筆者(右側の戦士)がハーフソードという技法を使っている場面です。
ロングソードのリカッソ(剣の根本付近、刃の無い部分)を握って戦う方法なのですが、鍋の67話でイグナーツが見せた戦い方なので少し解説のネタになるかなと。
[67話 決戦]
https://kakuyomu.jp/works/16816452218431067194/episodes/16816452220465261873

さてリカッソ握ると何が良いかと言うと、剣の操作性と保持力が上がるので「防御しつつ相手の身体に剣を当てて極め、引き倒す」ような技がやりやすくなる点がメリットでしょうか。作中でイグナーツが、ロングソードでルルを振り回したのはその再現ですね。あの場面にクルトが居なかったら、ルルは引き倒されて甲冑の隙間にナイフをねじ込まれていた事でしょう。

スピード感重視のためそういったIFは描写しませんでしたが、「剣術を修めた貴族と戦う事」の恐ろしさが、なんとなく伝われば幸いです。



ところで、僕のやっている競技では組討禁止なので上記のような事は出来ず、写真のように「盾の内側に刃をねじ込み肩を突き刺しつつ、柄を上げて片手剣の反撃を防御する」といった程度に収まります。

失敗するとこちらの刺突はスカッた上に反撃を貰うんですけどね。むしろ僕は失敗例の方が圧倒的に多いのですが、つまりは実戦だったら死んでいるわけで。

当時の貴族の戦闘技術には到底届かないですし、「異世界転生しても生き残れる!」と言い張るには、まだまだ訓練が足りないようです。精進せねば……。

皆様もいつ異世界転生しても良いように訓練しつつ、健康に日々をお過ごし下さいませ。チュース!

2件のコメント

  • そうか…組討ちルールはないのかぁ。
    ならば鎧の隙間に剣先を!
    そーれ、プスッとなぁ。(そこはかとなく反則っぽい)
  • >けろぬらさん

    狙ってはやらないけど当たるとクソ痛いやつですわ!!
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