自主企画「同題異話」に参加している「さいわいなことり」が、第八話をもって完結しました。
いやー、長かった。気がつけば文字数も20000字に迫る勢い。そりゃあ体力も使い分けですたい。
今回、私は封印していた「シリアス系ファンタジー」を引っ張って来ました。私は大好きな書き方だったり表現だったりするのですが、最初に描き下ろした作品が滑りに滑っていた為、封印していたのですよね。あー、こういう重い表現はウケないのだな、と。
そんな訳でそこからの長編作品というのは、ライトな文体を心がけていました。スピーディーな展開、キャッチーな表現、各話がスラッすら読める、そんなWEBの媒体に寄せようと苦心していた訳です。
今にして思えば、そもそも私の技量が足りていなかっただけの話なのですよね。それは今も同じ。もしかしたら、話の内容が面白いと思っているのは自分だけで、実際はウケない話だったのかも知れないけれど。
そんな中、今回の作品は、嬉しい反響が多かったです。オレンジ11様にご紹介頂いたのも、大きかったでしょう。おかげで全部書きあげることが出来ました。没頭できて、楽しかったです。
オレンジ11様には、この場を借りて、謝辞を。
お読みいただいた方、どんな内容でもかまいませんので、感想などいただけたら、嬉しいです。