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さいわいなことり 完結のお知らせ

自主企画「同題異話」に参加している「さいわいなことり」が、第八話をもって完結しました。

いやー、長かった。気がつけば文字数も20000字に迫る勢い。そりゃあ体力も使い分けですたい。


今回、私は封印していた「シリアス系ファンタジー」を引っ張って来ました。私は大好きな書き方だったり表現だったりするのですが、最初に描き下ろした作品が滑りに滑っていた為、封印していたのですよね。あー、こういう重い表現はウケないのだな、と。

そんな訳でそこからの長編作品というのは、ライトな文体を心がけていました。スピーディーな展開、キャッチーな表現、各話がスラッすら読める、そんなWEBの媒体に寄せようと苦心していた訳です。

今にして思えば、そもそも私の技量が足りていなかっただけの話なのですよね。それは今も同じ。もしかしたら、話の内容が面白いと思っているのは自分だけで、実際はウケない話だったのかも知れないけれど。

そんな中、今回の作品は、嬉しい反響が多かったです。オレンジ11様にご紹介頂いたのも、大きかったでしょう。おかげで全部書きあげることが出来ました。没頭できて、楽しかったです。

オレンジ11様には、この場を借りて、謝辞を。


お読みいただいた方、どんな内容でもかまいませんので、感想などいただけたら、嬉しいです。

14件のコメント

  • 完結お疲れ様でした! レビューを書いてはみましたが、作品の良さを十分に伝えきれておらずで。
    謝辞だなんて、恐縮です。また紹介させて頂くこともあると思いますが、どうぞ気にせずにお願いします。本当に素晴らしい作品でした。空気の冷たさや、空を飛んでいる感覚が伝わってくるのがすごいなと。五感に訴える作品ですね。
  • >オレンジ11様

    いやいやいや! 大変素敵なレビューをありがとうございました。やっぱりレビューを貰えると嬉しいです。これが癖になって、カクヨムは辞められないんですよね( キマっている目)

    空を飛んでいる感覚は、読者の皆様にお伝えしたかった所なので、伝わっていて嬉しく思います。書いてよかった! やっぱりファンタジーは、新鮮な体験をして頂きたくて。私が童心に帰る感激を共有したかったのです。


    オレンジ11様の返信コメントを読んで、はっとしたものがあります(ゆるいエッセイ)

    >まぐれ当たりの一発か、商業である程度やっていけるのか試してみたい気持ちが強い

    衝撃でした。
    というのも、私は未だに「ラッキーパンチだった、いい経験をさせてもらおう」と言う、あまちゃんな考え方が、どこかにあったのです。挑戦できる切符を手にしていながら、持て余しているのだと知ったのです。「どうせ忙しいだろう」とか、「完結できないかも」とやる前から自分の可能性に蓋をしてしまっていたのですから、酷い話です。

    なので、ちょっと色々と向き合ってみようと思いました。いい刺激を頂き、感謝です!
  • 「さいわいなことり」にレビューまで頂きまして、ありがとうございました! カプリチョーザもいいですね。

    時間が空いてしまったのですが上記コメント、ゆあんさんはラッキーパンチではないでしょう。ドラゴンの介護福祉士もすごく良かったですし、おもちゃおじさんその他、どれもカラーが違って、どんなジャンルでも行けそうです。ゆあんさんのペースで世に作品を送り出して行けたら素敵ですね。
  • オレンジ11様

    さいわいなことり、良かったですよー! とても読みやすくて、短編の旨味がすべて詰まっておりました。

    ツイッターの件では申し訳なかったです。アカウント設定とかよく解ってない人なので……不手際あったらすみません。


    お褒め頂いてありがとうございます。なんだか元気が湧いてきました。これからも色々な作品に挑戦していきたいと思います。
    ドラゴンの介護福祉士も、もうそろそろ連載を開始しようと思っています。その節はよろしくお願いします!
  • コメント返信が連続で…と思ったら、自宅安静中でしたね。まさか病院にはまだ行っていないのでしょうか! 明日には治ると良いですね。

    ことり、ありがとうございます。励みになります。

    ツイッターの件、こちらこそすみません。私は非公開のアカウント(鍵アカというらしい)でほとんど交流もしていないので、そうですね、私も魂の叫びが必要になった時につながるお願いをさせて頂ければと。

    ドラゴン連載再開ですか! 楽しみです。ではまた。お大事に。
  • たびたびすみません。苦手を克服…のコメント、削除しました。改めて読んだら私、他の作者さんのへコメント返信のところに反応して書いちゃってましたね。大変失礼しました。
  • ゆあんさん、こんばんはー。
    ちょっと質問なのですが、もし良かったらご教示頂けないでしょうか。

    管楽器を吹く時、スタミナ不足で息切れすることはあるのでしょうか?
    自作で、トランペット担当が「上手だけどメタボ」という設定なんです。
    メタボ=体力ない=何曲も演奏するとバテる、としたんですが、現実にそんなことがあるのかな? とふと思いまして。
  • オレンジ11様

    ご質問ありがとうございます!(過去の諸々のコメント内容はすべて承知しておりますのでご安心を)

    スタミナ不足で息切れすること、は十分にありえます。
    まず、管楽器奏者のバテる、には、いくつかの種類があります。
    ①肺活量の問題
    ②運動量の問題
    ③集中力の問題
    ④演奏部位の強度の問題

    です。
    このうち、「メタボ」が関係するバテは②に該当します。
    管楽器を演奏する為には、複式呼吸が基本で、空気を吐き出す作業として主に腹筋を用います。都合、腹筋を正しく使える姿勢を維持する必要がありますが、これは立奏・座奏ともに容易であり、メタボは基本影響しません。内側の筋肉ですからね。
    しかしライブ演奏ともなりますと、「立ち続けている時間」や「振り付け、アピール」等によって肉体的な運動が伴ってきます。例えば鼓笛隊は歩き続けながら演奏するし、スカパラ等のホーンメインのバンドは激しく動くことになります。この点において、メタボは不利になるかと思います。
    単純に、運動量が多い場合、肉体が重いのでバテる
    で辻褄があいます。
    しかしスタジオレコーディング等で座奏に限定されている場合、大きいライブ会場のバックミュージシャンで、事実上ほぼその場所から動かない場合などは、多少の不利程度でしょう。実際、とてつもない大柄のトランペッターはいます。

    そしてトランペッターに多いのが④です。
    トランペットは演奏難度の高い楽器で、マウスピースという口と接する部分が小さい為、唇の局所に負荷がかかりやすい構造をしています。(多くの金管楽器は、唇の振動を管体で増幅して音色にしています)
    パワープレイやハイノートヒット(高音)を続けていると、唇の振動数は飛躍的に増え、唇が腫れてきたり振動しなくなり、結果として音が出にくくなることがあります。良く、「口がバテる」なんて言います。
    しかしこちらはメタボ無関係ですね。

    また管楽器は息を吸い、吐く動作と共に唇ないしパーツを振動させ、それを管体で増幅させている、そんな構造をしているので、長時間音をだし続けることが苦手です。そこで発生するのが、①の問題で、それに付随して酸欠状態から③が発生します。これも、バテるという表現でよく使われますが、やはりこれもメタボとは無関係ですね。影響は極小でしょう。

    結論としては、現実にそんなことがありますよ、ただし、そうじゃない人、状況もある、なぜならば上記のようにバテには複数あるから、
    が回答となります。

    お役にたてましたでしょうか?
  • ゆあんさん! 早速ありがとうございます!! すごく役に立ちます。
    骨折中にこんなに詳しく…なんとお礼申し上げたら良いのか。

    金管楽器は唇の振動を管体で増幅して音色にしているとは、驚きました。唇のビリビリがあんなにきれいな音になって出てくるのですか。
    メタボだから動かず演奏している設定なので、腹筋を正しく使える姿勢は維持できている=②は発生せず、①→③と④のバテになりそうです。

    頂いた回答は自分の下書きに貼り付けて保存しておきます。ありがとうございました!

  • オレンジ11様

    いえ! お役に立てたのであれば何よりです。
    頂いたコメントを元に、少し再考察してみました。これもお役に立てれば幸いです。


    まず管楽器演奏者において、よく話題になるのが肺活量ですよね。管楽器やってる人って肺活量凄いんだろうなって。

    んで実際どうかというと、ちょっと違うと思います。
    正確には、「吸った息を◯%呼吸として扱い、吐いた息を◯%音に変換できているか」が重要というか、実際すべてです。
    例えばフルートはかなりの息を使う楽器ですが、多くのフルート奏者の女性は小柄です。肺活量、の意味のうちに含まれる、肺が許容できる空気のリットル数で言えば、確実に男性より少ないのです。涼しい顔して吹いているように見えますよね。
    また私の話ですが、私は学生の頃、肺気胸という症状で肺に穴を開けてしまい、それ依頼、肋骨が若干内側に陥没しています。(本当わずか)この点で言えば、私は同じような体格の人に比べて肺容量は少ないです。それでも多分、水中で息を止めていろ、と言われれば、少なくとも参加した人の半数よりは長く息を止めていることができます。
    同期にものすごく小柄で痩せている女性がいましたが、私でも扱えないバリトンサックスを、いとも簡単に爆音で鳴らすことができる子がいました。それも相当にロングトーンでです。猫背だったし、肺が大きいようには見えません。

    つまり、吸った息を、体の生命維持に必要な分としてしっかり吸収、
    そして吐いた息を、どれだけイコールで音に変換できるかが、肺活量という意味において重要なのです。

    そしてこれが苦手な人というのが、先程あげた①と③が発生しやすくなるのです。例えば私はサックスで本気になれば、30秒程同じ音をずっと吹いていられますが、フルートに持ち替えると10秒が限界です。しかし、プロのフルート奏者は、30秒程度は余裕でこなします。私より小柄で肺も小さいのに、です。
    これは音にするのに必要な息のロスが少ない為、と言えます。
    (イメージとして)私が30の音を出すのに、70の息を使っていたとして、
    プロは30の音を出すのに、35から40程度しか使わないのです。
    当然、70で息を出し続けた方が、早く肺から空気が無くなってしまいます。そのため長い音は出せませんし、過度な呼吸が要求されることになり、いわば、過呼吸状態を繰り返していることになります。
    これは人間の体には極めて不自然な行為で、とんでもなく体力と使うばかりか、なれていないと、脳にうまく酸素が回らなくなり、意識が朦朧とします。
    これが、バテに繋がりますね。

    対して④のバテというのは、確かに技量とコントロール、どんな演奏でもマネジメントできているか、というのも大きいのですが、少なからず体質も影響します。クセを克服できなかったり、要求されている演奏内容によっても起きます。メタボだから発生しやすい訳ではない項目ですが、本当にいろんな理由でなるものなので、④のへばりやすいという設定はいつでも用いることができそうです。

    蛇足ですが、お役に立てれば幸いです。
  • ゆあんさん、再度の考察ありがとうございます!

    >私は学生の頃、肺気胸という症状で肺に穴
    なんと、これまた大きなトラブルに見舞われていますね。

    管楽器って、ずいぶん苦しいのですね。しかも単純に肺活量の問題でもないとは、奥が深い。優雅なフルートがかなり息を使うのだとは、知りませんでした。
    メタボのトランぺッターは「上手」という設定なので、息のロスも少なそう=①→③のバテも起こりにくそうです。④は比較的緩い基準ですが…うーん、ばてる設定自体消してもいいかな…と思い始めました。

    お忙しい&骨折中にこんなに丁寧にご教示頂き、ありがとうございました。
  • オレンジ11様

    お役にたてたようであれば嬉しいです。

    まぁでも、楽器を吹いているとかなり温まってきますから、あついからバテやすい、ってのもありかもしれませんね!

    また何かあれば言って下さい。お役に立てるのが嬉しいのです。
  • 糸崎かや様

    ご心配をおかけしています。今日試しに時短で出社してみましたが、「通勤とはかくも体力を使うものなのか」と痛感しました。そして牢獄経験を思い出して戦慄しました。
    奇しくもテレワークのモデルケース的立ち振舞となり、複雑な心境です。
    怪我する前はあれだけ声を挙げていたのに……


    おもちゃおじさんの感想、超嬉しいです! なの中年おじさんの悲壮感と現場の濃さ、温度感の差を楽しんで頂けているのはありがたいです。私の作品の中では現状、反応が少ない作品となっているので、こうしてお声をいただけるとモチベーションが段違いなのです。頑張るぞー!

    改稿作業は第一弾が完了しました。ネタバレすると修正加筆で5万字ほど。余裕で規定数をオーバーしていて、添削待ちです。
    オレンジ11様のエッセイで痛感したのですが、やはり全体のサイズ感・メッシュ感を持って書かないと、こういう事になるのですよね。
    いやー、勉強になりました。
    添削返答があるまではフリーとなるので、今のうちに創作活動を始めたいと思います。
    カクヨムコンも控えていますしね!

    糸崎さんはカクヨムコンに参加されるご予定ですか?
  • 糸崎かや様
    おはようございます。自宅に引きこもる事にしました。←

    ダッシュ島とカムイ!どちらも面白いですね。TOKIO好き ←
    お仕事エンタメコンテスト、いいですね。カクヨムはなんとなく社会人層も多い気がするので、「あーあるあるw」「私だけじゃなかったんだ」という共感盛り上がりが大いに期待できそうです。

    時々消える!? 潜ったり!? お忙しいのですね。ご自愛を。

    削るのは難しいです。書いた部分は自分で面白いと思っているので、経緯などを省略すると浅くなってしまうのでは無いかと心配するのですよ。
    ちなみにここだけの話、あの後の話が加筆されてます。

    読者選考はそのままですね。カクヨム読者に対してウケる内容・更新方法を考えなければいけません。私も自信がありません。

    糸崎さんの短編はとても好きです。愛があって。カクヨムコンの作品もとても好きでした。
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