皆様初めまして、江野実(えのみのる)と申します。
今月から、私にとってはカクヨムでの初めての連載となる作品、
『クラスの真ん中にいるあの子は、ただのカガミでした』
を公開しております。
これが1本目の小説であり、かつWeb小説としては、どちらかというとニッチなジャンルになるホラーを書いていますので、正直、連日0PVになる恐怖が頭をよぎっておりました。
それでも、コンスタントに読んでくださる方々がいて、★まで付けてくださる方もいて、本当にありがたく、嬉しい限りです。
さて、この小説『カガミ(略)』は、角川学園ミステリー&ホラー小説コンテスト【ナツガタリ'25】への参加を前提に書いています。
ジャンルとしてはホラーに分類はしていますが、このお話の中には、心霊・怪異・モンスター・スプラッターなどの要素は、ほとんど出てきません。
なので、そういうのがお好きな方々にとっては「おやおや?」となる内容かもしれません。
というのも、私個人は、“青春”を“ホラー”と捉えております。
ここでいう青春は、特に学校、さらにいえばクラスという閉じた単位で、人間関係を結ばなければならないということです。
自分の行動や言動によって、それが最高のものになったり、一歩間違えれば最悪のものになる。そこに恐怖を感じます。
この小説は、これが後者になってしまった場合を意図して執筆しています。
コンテスト的には、広義のホラーだと思うので、これもひとつのホラーと見てもらえれば嬉しいです。
本日、3章が終わりますが、これまでは単なる青春の1ページに、ちょっとした違和感を感じる程度の温度で書いてきましたが、4章以降、ここからジワジワといやーな雰囲気を帯びるようになります。
この小説のヒロイン、内野陽南の本当の力が、ここから発揮されていきます。
既に執筆済みのものでは、コンテストに参加するための規定の文字数は超えており、一応は完結までの目処は立っておりますので、皆様におかれましては、ぜひ最後までお楽しみ頂ければ幸いです。
では、よろしくお願いします。
『クラスの真ん中にいるあの子は、ただのカガミでした』
https://kakuyomu.jp/works/16818792436105103663