塚本晋也「鉄男」シリーズ三作品を、久々に、立て続けに観た。
混沌とした一作めから作品を経るごとに洗練されていくのが面白い。
二作めまでとは違って三作めでは怒りをコントロールして世界の破壊を回避するのだが、それを監督の〝作家的成長〟ととるか〝丸くなった〟ととるかで好き嫌いが別れそうではある(でも、〝ヤリまくるぞ~〟が無いのはやっぱ淋しいかなぁw)。
とはいえ、石川忠のインダストリアル・ノイズな音楽を聴けば、脊髄反射的に盛りあがってしまうのだった(三作めは俺の好きなナイン・インチ・ネイルズがメインテーマやってるし)。アドレナリン、どばどばよ。